「シイラは美味しいの?それとも下魚(げざかな)なの?」
釣り人の間でも 評価が分かれる魚 である シイラ(鱪・Mahi-Mahi)。
「釣れると嬉しい!」という人もいれば、「持ち帰らずにリリースする」という人もいる魚ですが、
実際のところはどうなのか?本当に美味しいのか?
この記事では、シイラの 特徴・食味・評価の違い・おすすめの調理法 を詳しく解説します!
【1】シイラとは?基本情報
✅ シイラの分類と特徴
- 学名:Coryphaena hippurus
- 分類:スズキ目シイラ科
- 別名:マヒマヒ(ハワイ)、ドルフィンフィッシュ(欧米)
✅ シイラの見た目と生態
| 特徴 | 詳細 |
|---|---|
| 体型 | 細長い流線型の体、高速で泳ぐ |
| 体色 | 金色〜青緑色の鮮やかな発色(釣れた直後は光沢あり) |
| 大きさ | 平均60~100cm、最大2m超えも |
| 生息地 | 黒潮域・温暖な海に生息(南紀地方でもよく釣れる) |
| 回遊性 | 高速で移動しながらエサを追う |
【2】シイラはなぜ評価が分かれるのか?
✔ シイラを「下魚」とする意見
✅ 1. 鮮度落ちが早い(劣化が早い)
- シイラの 身は非常に水分が多く、劣化しやすい。
- 釣った直後は鮮やかな色だが、時間が経つと 黒ずんで傷みやすい。
- 適切に締めないと 臭みが出やすい ため、「美味しくない」と思われがち。
✅ 2. 加熱するとパサつく
- 身に脂が少なく、火を通すと パサつく食感 になる。
- 「焼き魚に向かない」「フライにするとイマイチ」と言われることも。
✅ 3. 漁師や市場では価値が低い
- 鮮度維持が難しく、スーパーなどで流通しにくい。
- 「マグロ・ブリ・ハマチ」などの人気魚に比べると、市場価格が低い。
- 漁師にとっては「たくさん釣れるけど、売れにくい魚」とされることも。
✔ シイラを「美味しい魚」とする意見
✅ 1. 刺身は絶品!鮮度管理すれば極上の白身魚
- 釣った直後に血抜き&冷やせば、刺身で美味しい!
- クセがなく、上品な白身でモチモチとした食感。
- ハワイでは「マヒマヒ」と呼ばれ、高級魚として人気がある。
✅ 2. 洋風の料理に合う!南国の魚として重宝される
- ムニエル・バター焼き・カルパッチョ・ポワレ など、西洋料理に適している。
- フライや天ぷらにすると、ふわふわの食感になり美味。
✅ 3. 照り焼きや味噌漬けにするとしっとりする
- 味噌漬け・照り焼き・南蛮漬けなど 漬け込み料理 にすると、パサつきが抑えられる。
- 油を使う調理(オリーブオイル焼きなど)で、しっとり感が増す。
✅ 4. 海外では高級魚扱い
- ハワイ(マヒマヒ)・フランス・イタリア では人気の食材。
- 特に ポワレ(フランス料理の焼き方) やグリル料理で使われる。
【3】シイラを美味しく食べるためのポイント
✔ 釣った直後の処理が超重要!
✅ 1. 血抜き&神経締めをする
- シイラは 血が多いため、血抜きをしないと臭みが出る。
- 釣れたらすぐに エラを切って血を抜き、海水氷で冷やす。
✅ 2. 皮を引くと食べやすくなる
- シイラの皮は 硬くて噛み切りにくい ため、調理前に引くのが一般的。
- ただし、皮ごと焼くと旨味が増す ため、料理によってはそのまま使うのもアリ。
✅ 3. 加熱するとパサつくので、油を使う
- バター焼き・ムニエル・天ぷら・唐揚げなど、油を使う料理が向いている。
- フレンチやイタリアンでは オリーブオイルとハーブで香り付けすると絶品。
✅ 4. 熟成させると旨味が増す
- シイラは 釣った直後より、1〜2日寝かせると旨味が増す。
- ただし、鮮度管理が重要なので、冷蔵庫でしっかり管理 すること。
【4】結論:シイラは下魚ではなく、調理次第で美味しい!
✅ シイラの評価まとめ
| 評価 | 理由 |
|---|---|
| 「下魚」と言われる理由 | 鮮度落ちが早く、パサつきやすい。市場価値が低い。 |
| 「美味しい」と言われる理由 | 新鮮なら刺身が絶品!洋風の調理法に向く。 |
✅ 美味しく食べるためのポイント
- 釣った直後に血抜き&冷却を徹底!
- 油を使った料理(ムニエル・フライ・唐揚げ)がベスト
- 刺身・カルパッチョは新鮮なうちに食べると極上
- 熟成すると旨味が増すが、傷みやすいので管理が重要
「シイラ=下魚」と思われがちですが、鮮度管理&調理次第では美味しい高級魚に化ける 魚です!
南紀地方でもシイラはよく釣れる魚なので、釣れたらぜひ一度、適切に処理して美味しく食べてみてください!


