イサギ(イサキ)を釣り上げたとき、口の中をのぞくと「舌のようなもの」が見えることがあります。
「これは寄生虫?」「何かの異常?」と疑問に思った方も多いのではないでしょうか?
実は、これは寄生虫ではなく、イサギ特有の「咽頭歯(いんとうし)」の一部です!
釣り人なら知っておきたい、咽頭歯の役割や特徴を徹底解説します。
① イサギの口の中にある「舌」の正体は「咽頭歯」
イサギの口の奥にある、舌のように見える白っぽい組織。
これは「咽頭歯(いんとうし)」と呼ばれる器官の一部です。
✅ 咽頭歯とは?
- 魚の喉(咽頭)部分にある特殊な歯の一種。
- 硬いエサ(甲殻類・貝類・小魚)を砕いたりすり潰す役割を持つ。
- タイ、ブリ、クロダイなどの魚にも発達している。
つまり、イサギの「舌のようなもの」は、食べ物を消化しやすくするために進化した器官なのです。
② 「寄生虫ではないのか?」という疑問について
イサギの口の中にあるこの組織は、寄生虫ではありません!
しかし、見た目が寄生虫「タイノエ(シマウオノエ)」に似ているため、不安になる方も多いでしょう。
🆚 咽頭歯と寄生虫の違い
| 項目 | 咽頭歯(イサギ) | 寄生虫(タイノエ・シマウオノエ) |
|---|---|---|
| 位置 | 口の奥(固定) | 口の中・エラ(可動) |
| 色 | 白っぽい | 灰色・ピンク |
| 形 | 平らで舌のよう | 丸みがあり昆虫のよう |
| 取り外し | 不可(骨格の一部) | 可能(剥がれる) |
✅ イサギの咽頭歯は取り外せない骨格の一部なので、
もし手で取れる場合、それは寄生虫(タイノエなど)の可能性があります。
③ なぜイサギには咽頭歯があるのか?
イサギは雑食性で、小魚・甲殻類・貝類・海藻などを食べる魚です。
そのため、咽頭歯を使ってエサを細かくすり潰し、消化しやすくしています。
✅ 咽頭歯を持つ理由
- 硬い貝類や甲殻類を砕いて食べるため
- 小魚の骨やウロコをすり潰すため
- エサを細かくして消化を助けるため
特に、磯や岩場で釣れるイサギは、フジツボ・カニ・エビなどを食べているため、咽頭歯が発達しています。
④ 釣ったイサギの咽頭歯は食べても問題ない?
イサギの咽頭歯は硬い組織で、食べても問題ありません。
ただし、魚の頭を割った際に硬い部分が残ることがあるため、気になる場合は取り除いてもOKです。
✅ イサギを美味しく食べるポイント
- 刺身・塩焼き・煮つけなど、どの調理法でも咽頭歯の影響はなし。
- 咽頭歯は硬いので、アラ汁や煮込み料理にする場合は取り除くのもアリ。
- 特に違和感がない場合は、そのまま調理OK!
【まとめ】イサギの「舌のようなもの」は寄生虫ではなく「咽頭歯」だった!
✅ イサギの口の中にある「舌のようなもの」は「咽頭歯(いんとうし)」
✅ 咽頭歯はエサを砕くために発達した器官で、寄生虫ではない!
✅ 寄生虫(タイノエ)との違いは、動かない・取り外せない・色が白っぽい点
✅ イサギの咽頭歯は食べても問題なし!煮つけやアラ汁にするなら取り除いてもOK
釣り人なら知っておきたい、イサギの体の仕組み。
次にイサギを釣り上げたときは、ぜひ咽頭歯をじっくり観察してみてください!


