ドス黒いボラは臭くて敬遠されがちですが、銀色の綺麗なボラは臭わないことがあります。
この違いはいったい何なのでしょうか?
釣り人なら知っておきたいボラの臭いの理由と、美味しく食べるための対策を徹底解説します。
なぜボラは臭うのか?
ボラの臭いの主な原因は、以下の3つです。
1. 食性
ボラは雑食性で、特に泥や砂と一緒に有機物を摂取します。
この時、ヘドロや微生物なども一緒に取り込むため、体内に臭いの元となる物質が蓄積されることがあります。
2. 生息環境
ボラは水質汚染に強い魚ですが、汚れた水域に生息する個体は、体内に有害物質を取り込みやすく、臭いが強くなる傾向があります。
特に、都市部の河川や港湾など、生活排水が流れ込む場所は要注意です。
3. 鮮度
魚は鮮度が落ちると、タンパク質が分解され、アミン類という臭い物質が生成されます。
これはボラに限らず、全ての魚に共通する現象ですが、ボラは特に臭いが出やすい魚種と言えるでしょう。
銀色の綺麗なボラはなぜ臭わないのか?
一方、銀色の綺麗なボラは、これらの臭い原因が少ないと考えられます。
1. 食性
綺麗なボラは、より沖合海域で生活し、摂取する有機物も少ない可能性があります。
そのため、体内に臭い物質が蓄積されにくいと考えられます。
2. 生息環境
水質の良い海域に生息するボラは、体内に有害物質を取り込むリスクが低く、臭いも少ない傾向があります。
3. 鮮度
釣り上げた後の処理や保管方法によって、鮮度を保つことができれば、臭いの発生を抑えることができます。
釣り人が知っておくべき対策
1. 釣り場の選択
なるべく水質の良い海域を選んで釣るようにしましょう。
河口や港湾など、生活排水が流れ込む場所は避けるのが賢明です。
2. 釣り上げた後の処理
釣り上げたボラは、速やかに内臓を取り出し、血抜きを丁寧に行いましょう。
これにより、臭いの発生を抑えることができます。
また、真水で丁寧に洗い、水分を拭き取ることも重要です。
3. 調理方法
ボラは、刺身や煮付けなど、様々な調理法で美味しく食べることができます。
臭いが気になる場合は、塩もみや下処理を丁寧に行うことで、臭みを軽減することができます。
また、味噌汁やフライなど、味付けの濃い料理にすると、臭いが気になりにくくなります。
まとめ
ボラの臭いは、食性、生息環境、鮮度など、様々な要因によって決まります。
釣り人は、釣り場の選択や釣り上げた後の処理を適切に行うことで、臭いの少ない美味しいボラを釣ることができます。
また、調理方法を工夫することで、さらに美味しくボラを味わうことができるでしょう。


