
「魚へんに弱い」と書く**「鰯(イワシ)」は、名前の通り非常に鮮度が落ちやすい魚** です。
市場やスーパーで並ぶイワシは、時間が経つとすぐに身が柔らかくなり、変色してしまいます。
✅ 「なぜイワシはすぐに鮮度が落ちるの?」
✅ 「釣った後や購入後に鮮度を保つ方法は?」
この記事では、イワシが鮮度劣化しやすい理由と、その鮮度をできるだけ長く保つ方法を徹底解説 します!
1. イワシが鮮度劣化しやすい4つの理由
イワシが他の魚と比べて極端に傷みやすい理由は、以下の4つにまとめられます。
① 皮膚が薄く、鱗(うろこ)が剥がれやすい
- イワシの皮膚は非常に薄く、わずかな接触で鱗が剥がれる
- 鱗が取れることで、外部の雑菌や酸素が体内に侵入しやすくなり、腐敗が加速
- 鱗が剥がれると表面のヌメリが増え、傷つきやすくなる
📌 「イワシを触るとすぐにヌルヌルになる」のは、皮膚が弱い証拠!
② 自己消化(酵素分解)が早い
- イワシは消化酵素が強く、死後すぐに自己消化が始まる
- そのため、内臓が破れやすく、腹がすぐに崩れる(腹持ちが悪い)
- 釣った直後や市場に並んだ時点で、すでに内臓が傷み始めていることも
📌 「死後すぐに内臓が崩れる」=放置するとあっという間に鮮度が落ちる!
③ 脂肪が多く、酸化しやすい
- イワシは青魚(回遊魚)のため、DHA・EPAなどの不飽和脂肪酸が豊富
- しかし、この脂肪は酸化しやすく、時間が経つとすぐに生臭くなる
- さらに、血合い部分が特に酸化しやすく、赤黒く変色して臭みの原因になる
📌 「脂が多い=うまいが、傷みやすい」ため、処理が重要!
④ 活発な遊泳魚でストレスに弱い
- イワシは群れで常に泳ぎ続ける回遊魚で、ストレスを受けるとすぐに弱る
- 漁獲時や釣り上げた際のダメージで、体表や内臓が傷つきやすい
- ストレスによる乳酸の蓄積で、死後硬直が速く進み、身が柔らかくなる
📌 「釣った瞬間から傷みが始まる」ので、すぐに締めるのがポイント!
2. イワシの鮮度を保つための対策
イワシの鮮度をできるだけ長く保つために、以下の処理を実践しましょう!
✅ 釣った直後の処理
- 活き締め&神経締め(可能なら)
- 釣った直後に素早く締めることで、身の劣化を遅らせられる
- イワシは神経締めが難しいが、氷締めするだけでも鮮度が保てる
- 氷水で素早く冷却
- バケツではなく、氷水(クーラーボックス)に直行!
- 氷だけだと低温火傷を起こすため、氷と海水を混ぜた「氷海水」 がベスト
- できるだけ触らない
- 手で触ると鱗が剥がれ、傷みが加速する
- 魚つかみ(フィッシュグリップ)やタオルを使い、直接触れない工夫を!
✅ 家に持ち帰った後の処理
- 内臓をすぐに取り除く
- イワシの内臓は特に傷みやすいため、帰宅後すぐに処理するのが理想
- できれば釣り場で「頭と内臓」を取り除き、冷やして持ち帰る
- 塩水で軽く洗う
- 水道水ではなく、塩水(海水濃度)で軽く洗う と身が締まる
- 水で洗いすぎると旨味が抜けるので注意
- 新聞紙やキッチンペーパーで包み、冷蔵保存
- ラップではなく、新聞紙やキッチンペーパーに包んで冷蔵庫へ
- 余分な水分を吸収し、鮮度を少しでも保てる
📌 「釣ったらすぐ冷やす」「内臓処理を早めに」が鮮度保持のコツ!
3. まとめ|イワシの鮮度を守るポイント
✅ イワシが鮮度落ちしやすい理由
- 皮膚が薄く、鱗が剥がれやすい
- 自己消化(酵素分解)が速く、内臓がすぐ崩れる
- 脂肪が多く、酸化しやすい
- ストレスに弱く、釣った瞬間から傷みが始まる
✅ 鮮度を保つ方法
- 釣ったらすぐに氷水で冷やす(バケツ放置NG!)
- できるだけ触らず、ダメージを最小限に
- 持ち帰ったら内臓をすぐに取り除く
- 新聞紙やキッチンペーパーで包み、冷蔵保存
イワシは美味しいが傷みやすい魚。
釣った後や購入後の**「鮮度管理」** を意識することで、美味しく楽しむことができます!

