タチウオ(太刀魚)は仲間でも食べている?

結論として、タチウオは仲間でも普通に食べる(共食いする)ことが確認されている。

特に、エサが不足した状況や、活性が高いときには頻繁に発生する。


1. タチウオの共食い(カニバリズム)の実態

釣り上げたタチウオの体に歯形がついていることがよくある。

釣りの途中(巻き上げ中)に、別のタチウオが掛かったタチウオを噛みつくことがある。

船釣り(テンヤ釣り)やジギングでは、掛かったタチウオが半分になって上がることもある。

水槽や生簀で飼育すると、サイズの違うタチウオ同士で共食いが発生することが報告されている。


2. どんな状況で共食いが起こるのか?

(1)エサ不足のとき

  • タチウオのベイト(イワシ・アジ・サバ)が少なくなると、他のタチウオをエサと見なす。
  • 水温が低下してエサの動きが鈍くなる冬場に、共食いの頻度が増えることがある。

(2)活性が高すぎるとき

  • 活性が極端に高いと、目の前の動くものに本能的に噛みつく。
  • 釣りの途中で、掛かったタチウオが別のタチウオに食われることもある。
  • 夜間のフィーバータイムでは、タチウオ同士の攻撃が増える。

(3)サイズの違いがあるとき

  • 小型のタチウオ(F3クラス)は、大型のタチウオ(F5以上)に捕食されることがある。
  • 特に、成長の遅い個体や弱った個体が狙われやすい。

3. 釣りで確認されるタチウオの共食いの証拠

釣り上げたタチウオの体に噛み跡がある。

巻き上げ中に、他のタチウオが掛かった個体を噛みちぎることがある。

タチウオが釣れた後、ルアーやテンヤにさらに別のタチウオがアタックすることがある。

半身になったタチウオが釣れることもある。(海中で別の個体に食われた証拠)


4. タチウオが仲間を食べる理由

タチウオは獲物を見分ける能力が低く、「動くもの=エサ」と認識しやすい。

飢餓状態になると、エサ不足を補うために共食いが発生する。

攻撃性が高く、エサの奪い合いで仲間を噛むことがある。


5. まとめ

タチウオは普通に仲間を食べる(共食いする)。

エサ不足・活性が高い・サイズ差があるときに共食いが発生しやすい。

釣りの途中で掛かったタチウオが別の個体に食われることもある。

タチウオは「動くもの=エサ」と認識しやすいため、仲間にも攻撃する。

釣り人向けアドバイス

  • タチウオの活性が高いときは 「切られ対策」(ワイヤーリーダーなど)が必須。
  • 半身になったタチウオを利用し、「共食いパターン」 で誘うのも有効。
  • 群れの中に大型個体がいる場合、小型個体は食われる可能性が高い。

タチウオの本能を利用して、より効率的に釣果を伸ばそう!

タチウオ(太刀魚)は仲間でも食べる。釣太郎

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