目がくぼむ理由 → 水分の蒸発と細胞の収縮
魚が死ぬと、体内の水分が少しずつ失われ、細胞が縮んでいきます。
特に目の奥には 「硝子体(しょうしたい)」 というゼリー状の組織が詰まっており、生きている
間は水分をたっぷり含んでいます。
しかし、時間が経つとこの 水分が蒸発・分解 されてしまい、結果として 目が奥へとくぼんでしまう のです。
また、氷締めや冷蔵状態で長時間放置すると、乾燥によって目がさらにくぼみやすくなります。
2. 目が白く濁る理由 → たんぱく質の変性と細菌の繁殖
新鮮な魚の目は 透明度が高く、光を反射するほどキラキラ しています。
しかし、時間が経つと 目の表面にある角膜が乾燥・劣化 し、タンパク質が変性して白く濁ります。
また、水温が高い場所に放置すると、細菌が繁殖しやすくなり、目の濁りが加速 することもあります。
特に高温・湿度の高い環境では、鮮度の劣化が早まり、すぐに濁りが発生します。
3. 目に力がなくなる理由 → 筋肉と神経の働きが止まるため
生きている魚の目は、目の周囲の筋肉や神経が働いているため、ハリがあり、しっかりとした
丸みを保っています。
しかし、死ぬと筋肉や神経の活動が止まり、目が柔らかくなってしまいます。
さらに、時間が経つと 体内の細胞が自己分解(自己融解)を始め、目の内部組織が崩れる ため、
力が抜けたように見えるのです。
【まとめ】 魚の目が変化する理由
✅ 目がくぼむ → 水分の蒸発と細胞の収縮
✅ 目が白く濁る → タンパク質の変性と細菌の繁殖
✅ 目に力がなくなる → 筋肉と神経の働きが止まるため
▶ 鮮度の良い魚を見分けるポイント
- 目が ふっくら している(くぼんでいない)
- 目の 黒い部分がハッキリしている(白く濁っていない)
- 目が ギラついている(光を反射する)
釣ったばかりの魚や新鮮な魚は目が クリアで、ハリがあり、丸みがある のが特徴です。
逆に、目がくぼんで白く濁っている魚は、鮮度が落ちている証拠 なので、釣った後の締め方や
保管方法にも気をつけましょう。


