大寒の時期(1月下旬)は、一年で最も寒い季節ですが、アオリイカ(アオリイカ)釣りに
とっては独特の魅力があるシーズンです。
寒さによる海水温の低下は、アオリイカの活性や行動に影響を与えますが、大型を狙うチャンスもあります。
以下にその特徴と攻略法をまとめます。
大寒時のアオリイカ釣りの特徴
1. 水温の影響
- 海水温が低下し、アオリイカの活性が下がる傾向があります。
- 活性が低いため、ゆっくりした動きのルアー(エギ)や餌木の操作が必要です。
2. 大型個体のチャンス
- 産卵前の個体が深場に集まりやすく、大型アオリイカを狙える絶好のシーズンです。
- 特に2~3kg級のモンスターサイズが釣れることもあります。
3. 釣れる場所
- 深場: 水温が安定している深場が狙い目。漁港や外洋に面したポイントがおすすめ。
- 潮通しの良い場所: 磯場や外洋の堤防が効果的。
- 日当たりの良い場所: 日中は海中が少し温まるため、浅場でもチャンスがあります。
攻略法
1. 仕掛けと道具の選び方
- エギ(餌木)
- サイズ: 3.5号や4号の大型エギを使用。
- カラー: 寒い時期はナチュラルカラー(イワシ、アジ系)が効果的。曇りの日にはグロー系も有効。
- 動き: ダートの動きは控えめにして、フォールを長めに取る。
- ヤエン釣り
- 活きアジを使ったヤエン釣りは、大型アオリイカに非常に有効。
- アジを深場に送り込み、ゆっくりと誘いをかけるのがコツ。
2. 狙う時間帯
- 朝マヅメや夕マヅメが特に狙い目。
- 活性が低い日中も、深場や日当たりの良い場所では釣れる可能性があります。
3. 棚(タナ)の設定
- 冬場はアオリイカが深場にいることが多いため、タナを深めに設定。
- サスペンド(中層)やボトム付近を重点的に探るのが効果的。
寒冷期の注意点
1. 防寒対策
- 大寒時は寒さが厳しいため、防寒着や手袋、ブーツなどでしっかり体を守る必要があります。
2. 磯場での安全性
- 磯場での釣りは波や足元に注意。ライフジャケットの着用を徹底してください。
3. イカの扱い
- アオリイカはデリケートな食材です。釣ったら早めに処理し、クーラーで保存しましょう。
エサの工夫
- 冷凍アジでも十分釣果が期待できますが、できれば活きアジを使用すると効果的です。
- アオリイカの活性が低い場合は、エサをゆっくり動かすのがポイントです。
まとめ
大寒時のアオリイカ釣りは、活性が低い分、テクニックや忍耐が必要なシーズンですが、
他の季節ではなかなか釣れない大型個体を狙える絶好の機会です。
仕掛けやエサ、場所選びを工夫して、寒い時期ならではの釣果を楽しみましょう!