和歌山南紀のチヌ(黒鯛)のノッコミ釣りは、一般的に2月中旬から4月下旬にかけてがピークと
されます。
ノッコミとは、産卵を控えたチヌが浅場に接岸し、エサを積極的に食べる状態のことを指します。
この時期は大型のチヌが狙いやすく、釣り人にとっても非常に楽しみな季節です。
ノッコミの始まる時期
- 水温の目安
チヌのノッコミが始まる水温は15~16℃以上とされています。
水温がこの範囲に達すると、産卵の準備のために深場から浅場へと移動し、エサを活発に食べるようになります。
和歌山南紀では、比較的水温が安定して高いため、本州の他地域よりもノッコミの時期が早い傾向があります。 - 気候の影響
南紀は黒潮の影響で海水温が高めであり、3月頃には水温が15℃近くまで上がることが多いです。
そのため、早ければ3月初旬からノッコミの兆候が見られることがあります。
ノッコミの特徴と釣り方
- ポイント選び
- チヌは浅場や砂泥地、磯場などに接岸するため、そういった地形がある場所を狙うと良いです。
- 和歌山南紀では、防波堤や河口周辺も好ポイントとなります。
- エサ選び
- ノッコミ期はエサを積極的に食べるため、定番のエサで十分狙えます。
- オキアミ(最もポピュラー)
- イガイ(カラス貝)やボケ
- 練りエサ(匂いが強いもの)
- ノッコミ期はエサを積極的に食べるため、定番のエサで十分狙えます。
- 釣り方
- ウキフカセ釣りがメインですが、ノッコミ期はチヌが浅場にいるため、仕掛けは浅めのタナで調整すると効果的です。
- ダンゴ釣りも有効で、底近くを狙う際におすすめです。
- タイミング
- 水温が上がる日中が特に狙い目。
- 産卵準備中のチヌは潮通しの良いポイントで群れを作ることが多いので、潮の動きを確認しながら釣行することが重要です。
まとめ
和歌山南紀では、3月中旬から4月下旬がノッコミの本格的な時期で、水温15~16℃以上が目安となります。
タイミングをうまく捉えれば、大型のチヌを狙える最高のシーズンです。
防波堤や河口周辺のポイントで、エサや仕掛けを工夫しながら挑戦してみてください!


