寒グレ(クロ、メジナ)の釣りにおいて夕マズメが朝マズメより有利とされる理由を、フカセ釣り初心者にもわかりやすく説明します。寒グレ特有の行動パターンや環境条件を中心に、理由を整理しました。
1. 寒グレの生態と活動パターン
- 寒グレは臆病で警戒心が強い魚:
- 朝マズメは明るくなるにつれて警戒心が高まり、フカセ釣りで仕掛けを見破られやすくなります。
- 夕マズメは逆に徐々に暗くなるため、警戒心が薄れ、仕掛けにアタックしやすくなります。
- 寒グレは日中深場に隠れる傾向がある:
- 日中は岩陰や深場で過ごし、朝よりも夕方にかけて浅場に出てくる習性があります。
- 夕方は餌を求める活性が高まり、フカセ釣りで狙いやすい状況になります。
2. 光量の影響
- 朝マズメ:
- 日の出直後、光量が急激に増えるため、寒グレが違和感を覚えやすく、警戒して餌を追いにくくなります。
- 特に水が澄んでいる冬場は、魚にとって釣り人の仕掛けが見えやすくなり、釣果に影響します。
- 夕マズメ:
- 日没に向けて光量が徐々に減少し、水中が薄暗くなるため、仕掛けが魚に見破られにくくなります。
- また、夕暮れ時は寒グレの捕食行動が活発化し、仕掛けへの反応が良くなります。
3. 水温と活性の関係
- 冬場の水温は、朝は夜間の冷え込みで低下していますが、夕方は日中の太陽光でわずかに水温が上昇しています。
- 寒グレは水温の変化に敏感で、水温が低いと活性が下がるため、朝よりも夕方のほうが活性が高くなる傾向があります。
4. 潮流の影響
- フカセ釣りで重要な潮流は、夕マズメに有利な状況を作りやすいです。
- 朝マズメ: 潮が緩やかになりやすい時間帯で、餌の流れが不自然になり、寒グレが警戒することがあります。
- 夕マズメ: 潮が動き出すことが多く、撒き餌が自然に流れるため、寒グレが餌を追いやすい環境になります。
5. 撒き餌の効果
- 朝マズメ:
- 夜間の冷え込みで寒グレが動きにくく、撒き餌への反応が鈍い場合があります。
- 夕マズメ:
- 夕方は活性が高まり、撒き餌を追う寒グレの数が増えます。
- さらに、暗くなる前の短時間で餌を確保しようとするため、食いが荒くなることもポイントです。
6. 釣り場のプレッシャー
- 多くの釣り人は朝マズメを狙うため、夕方の釣り場は比較的プレッシャーが少ない状態になっています。
- プレッシャーが減少すると、寒グレが餌を食べやすい環境が整います。
まとめ
| 比較項目 | 朝マズメ | 夕マズメ |
|---|---|---|
| 警戒心 | 明るくなるにつれて高くなる | 暗くなるにつれて低くなる |
| 活性 | 低水温で活性が低いことが多い | 水温がわずかに上昇し活性が高い |
| 撒き餌の効果 | 反応が鈍く、仕掛けを見破られることがある | 撒き餌に積極的に反応する |
| 釣り場の状態 | 他の釣り人が多く、プレッシャーが高い | 釣り人が減り、プレッシャーが低い |
| 潮流の動き | 緩やかで餌の流れが不自然になりやすい | 動き出し、撒き餌が効果を発揮しやすい |
釣り人へのアドバイス
- 夕マズメを狙う際のポイント:
- 日没の1~2時間前から釣りを始め、薄暗くなるまでの時間を集中して狙う。
- 撒き餌を丁寧に行い、自然な流れを意識した仕掛けを使う。
- 活性が高まる短時間でのヒットを意識し、手返しを早める。
寒グレ釣りでは、夕マズメこそが最大のチャンスです。自然のリズムを理解し、効果的な釣りを楽
しみましょう!


