グレ50㌢だけに的を絞り、あとは全て無視する。どんな釣り方が有効か?ボウズでもいい。ちょっとでも確率を高める方法は?

 

このサイズになると非常に警戒心が強く、引きも強烈なため、釣り方や仕掛け、ポイント選びが

通常の釣りとは異なります。

以下に、確率を高めるための方法を解説します。


1. ポイント選び

50cmクラスのグレは、特定の環境でしか見られないため、ポイント選びが最重要です。

  • 潮通しの良い外洋の磯
    • 大型グレは酸素の豊富な場所を好みます。潮目や湧き潮、速い流れのある磯を選びましょう。
    • 地形的に水深があり、障害物(沈み根や岩場)が多い場所が狙い目です。
  • 大型実績のある場所
    • 釣果情報や地元釣り人の実績をもとに、大型が釣れることで知られているポイントを絞り込みます。

2. 時間帯

  • 朝夕のマヅメ時
    • グレが活性化する時間帯で、大型が餌を求めて動くタイミングを狙います。
  • 潮の動くタイミング
    • 満潮前後や潮が動き始めるタイミングで、大型が捕食に動く可能性が高まります。

3. 仕掛け

50cmクラスのグレをターゲットにする場合、仕掛けには慎重な選択が必要です。

基本的な仕掛け構成

  • ウキ
    • 遠投性能と安定性の高い遠投用ウキ(0号~B)を使用。潮流が速ければ浮力の強いモデルを選択。
  • ハリス
    • 2号~3号を使用。尾長グレの場合、突っ込みが強烈なので太めが必須。
    • 太めのハリスは警戒心を高めるリスクもあるため、状況によっては1.75号まで細くすることも検討。
    • 尾長グレ専用の8号~10号を選ぶ。強靭で耐久性の高いものが必要。
  • 道糸
    • ナイロン4号~5号、もしくはPEラインの1号程度を使用。強度を優先します。

撒き餌

  • オキアミをベースに、集魚効果の高い配合エサを使用。広範囲に撒くことで大型を寄せる。

4. タナの設定

  • 大型グレは中層から深場(5~15m)を回遊することが多いです。
  • タナを変えながら探るのが基本ですが、深ダナを中心に狙うことをおすすめします。

5. 誘いの工夫

  • 仕掛けを潮に自然に流す
    • 大型グレはエサの動きに敏感です。仕掛けが潮に自然に乗るよう、撒き餌との同調を意識しましょう。
  • 誘いを最小限に
    • 不自然な動きは警戒心を高めます。竿先を軽く動かす程度で十分です。

6. ドラグ調整とやり取り

  • 50cmクラスのグレは岩場や障害物に突っ込む力が強いため、ドラグをやや緩めに設定し、ラインブレイクを防ぎつつ魚を弱らせます。
  • 強引に引き上げようとするとハリス切れのリスクが高いので、じっくり時間をかけて取り込むことを意識してください。

7. エサの選択

  • 刺しエサ
    • 生オキアミ、ボイルオキアミが定番ですが、大型を狙う場合はアピール力の高い「コーン」「練りエサ」なども試してみると効果的です。

8. 心構え

  • 大型グレを狙う釣りは「1日に1匹出れば良い」釣りです。ボウズも覚悟し、長時間じっくりと粘ることが成功の鍵です。
  • 集中力を切らさず、仕掛けの流れや潮の変化を常に観察するよう心がけましょう。

まとめ

50cmクラスのグレは、ポイント、仕掛け、潮の読み、そして釣り人の忍耐力が試される非常に

難易度の高いターゲットです。

しかし、その分釣り上げた時の達成感は格別です。

数釣りを捨て、一発大物を狙う釣りを徹底することで、成功率を少しでも高めましょう。

ぜひ挑戦してみてください!

グレ50cm(いわゆる「オナガ50」)に的を絞る場合、数釣りを完全に捨てて、一発大物を狙う釣り方が必要です。釣太郎

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