水温16度でのアオリイカ釣り(ヤエン、ウキ、エギング)およびグレ釣りについて、具体的な
戦略を以下に分けて説明します。
アオリイカ釣り
1. ヤエン釣り
- 状況
アオリイカは低水温では動きが鈍くなりますが、活性が完全に落ちるわけではありません。ヤエン釣りは自然な動きができるため、寒い時期でも効果的。 - 戦略
- エサの選択
冷凍アジよりも活きアジが有効。ただし冷凍アジでも動きを工夫することで釣果を上げられます。 - 仕掛け
ヤエン投入は慎重に行い、ラインテンションを維持しつつ自然な動きを保つ。 - 誘い方
ヤエンの動作は「あと押し」を適宜使いながら、イカに警戒されないスムーズな動きを意識。 - ポイント選び
水深10〜20m程度の根が点在する場所や、藻場付近が狙い目です。
- エサの選択
2. ウキ釣り(ウキ泳がせ仕掛け)
- 状況
活性が低い状況では、ウキ釣りのようにじっくりアプローチする釣り方が効果を発揮します。 - 戦略
- ウキ下の調整
アオリイカは低水温時に深場へ移動する傾向があるため、タナを深め(5〜10m程度)に設定。 - エサの動かし方
アジをゆっくり漂わせるように仕掛けを流し、潮の動きに合わせて自然に見せる。 - 注意点
潮が止まるタイミングでは誘いをかけてエサを目立たせる。
- ウキ下の調整
3. エギング
- 状況
活性が低いため、通常よりもじっくりと見せることが重要。 - 戦略
- エギの選択
- シャロータイプやスローシンキングのエギが適しています。
- ナチュラルカラーとアピールカラーをローテーション。
- 誘い方
- ダートの動きをゆっくりと抑えめにし、フォールを長めに取る。
- ボトム付近を中心に探る。
- ポイント選び
水温が比較的安定している深場や藻場の近く。
- エギの選択
グレ釣り
状況
- 水温16度はグレ釣りには適温ですが、食いが渋くなることもあります。潮の流れがあるポイントを狙うことが重要。
戦略
- 仕掛け
- 小さいウキ(B〜3B)やハリス(1.2〜1.5号)を使用し、自然な流れを意識。
- ウキ下を2〜3ヒロ(約3〜5m)程度に設定。
- エサ
- 冷水期でも嗜好性の高い「オキアミ」が基本。
- マキエをしっかり撒き、魚を寄せる。
- 誘い方
- 食い渋りが予想されるため、仕掛けを潮に馴染ませて自然に流す。
- 潮目や根回りを重点的に狙う。
- 釣り時間
- 朝夕のマズメ時が狙い目。日中でも潮が動くタイミングを逃さない。
- ポイント選び
- 潮が当たる磯場や、深場に隣接した浅場を狙う。
- 潮流が弱い場合、ピンポイントで撒き餌を集中的に撒いてグレを寄せる。
共通アドバイス
- 天候と潮の影響を考慮
晴れた日や潮がよく動くタイミングはどちらの釣りでも有利。 - 寒さ対策
防寒着や手袋で体温を保ち、快適に釣りを楽しむ。 - 集中力を保つ
低活性時は一匹のチャンスが重要になるため、仕掛けやアクションを丁寧に行うことが成功の鍵です。
どちらも水温16度という環境に応じた適切なアプローチで、良い釣果を期待できます!
京都大学防災研究所 気候変動適応研究センター 白浜海象観測所


