グレ(メジナ)は視力が優れている魚として知られていますが、魚類全体で「トップクラス」と
言えるかはやや議論の余地があります。
他の魚と比較してどの程度見えているのかについて、詳しく解説します。
グレの視力の特徴
- クリアな視力
- グレは水中で細かい動きや色を認識する能力が高いとされています。特に、エサの動きや色の違いを敏感に感じ取る力があるため、釣り人が使う仕掛けの違和感を見抜くことが多いです。
- これは彼らが複雑なサンゴ礁や岩場で生活し、エサとなるものを見分ける必要があるからだと考えられます。
- カラー視覚
- グレは色を識別できると言われています。特に紫外線や青色の波長に敏感で、水中での視界が制限される状況でも視覚的に環境を認識できます。
- 警戒心と視覚の関係
- 警戒心が非常に強いことで知られるグレは、視力が優れていることがその理由の一つです。釣り人が使うハリスの太さや透明度に敏感で、仕掛けを見破ることがあります。
魚類の中でのグレの位置
魚類の視力は生活環境や捕食方法によって進化しており、視力の良い魚と比較すると以下のようになります:
- 他の魚類との比較
- メバルやアジ(夜行性の魚)
暗い環境での視力が発達しており、低光量下での動きを見分ける能力に優れています。昼間の視力ではグレに劣る可能性があります。 - カツオやマグロ(回遊魚)
高速で泳ぐ回遊魚は広い範囲を視認するための遠距離視力に優れています。ただし、細かい動きや近距離での認識能力ではグレに劣ることがあります。 - イカやタコ(頭足類)
魚ではありませんが、彼らは視力が非常に優れており、グレ以上に詳細な動きを認識できる可能性があります。
- メバルやアジ(夜行性の魚)
- グレの強み
- グレは近距離での色や形状の認識能力が高く、岩礁地帯の環境に適応した「器用な視力」を持っています。
- 視覚以外にも警戒心が強く、視覚と嗅覚など他の感覚をうまく組み合わせています。
水中での視界とグレの視力
水中では、視界がクリアであれば約20~30メートル先まで見えるとされていますが、実際には透明度や光の加減で大きく変わります。
グレの場合:
- 短距離での視力:トップクラス
特に仕掛けの微妙な違和感を見破る能力に優れています。 - 遠距離での視力:標準的
遠くを見る能力は回遊魚に比べると劣る可能性がありますが、生活環境を考えれば十分です。
結論
グレは近距離での視力が非常に優れており、岩礁地帯での生活に特化した「巧みな視覚」を持つ魚です。
魚類全体でトップクラスかどうかは状況や比較対象によりますが、特に仕掛けやエサを見破る能力
は釣り人を悩ませるほど高いと言えます。
ただし、遠距離での視力や暗所での視力に関しては、回遊魚や夜行性の魚に劣る部分もあるため、
総合的に「万能な視覚を持つ」とまでは言えないかもしれません。
それでも、グレの視力は確実に魚類の中で上位に位置しているでしょう!


