和歌山南紀の初夏にコッパグレ(小型のグレ)が多くなるのは、産卵を経た成魚が卵を産み、新たな世代が増える時期と関係があります。以下に、グレ(メジナ)の産卵場所や産卵数、成長速度について詳しく説明します。
1. グレ(メジナ)の産卵場所
- 産卵場所の特徴:
- グレは沿岸部の浅場で産卵します。
- 特に海藻が豊富な岩礁帯や磯際が主な産卵場所です。
- 海藻(ホンダワラやアマモなど)の上に卵を産み付けることで、卵を外敵から守り、酸素供給を確保します。
- 和歌山南紀の産卵エリア:
- 南紀の沿岸部は潮通しが良く、海藻が豊富な環境が広がっているため、グレの産卵場として最適です。
2. グレ(メジナ)の産卵時期と産卵数
- 産卵時期:
- グレの産卵時期は地域や水温によりますが、**春から初夏(4~6月)**が中心です。
- 和歌山南紀では水温が安定して高くなる5月頃がピークとされています。
- 産卵数:
- 成熟した1匹のグレが産む卵の数は数万個から十数万個にのぼります。
- 大型の個体ほど多くの卵を産む傾向があり、50cmクラスの個体では20万個以上産む場合もあります。
3. 20センチになるまでの成長期間
- グレの成長速度は環境条件やエサの量によって異なりますが、以下が一般的な目安です:
- 1年目: 全長約10cm程度。
- 2年目: 全長15~20cm程度。
- 3年目: 全長20cm以上になる個体が増える。
- 和歌山南紀のようにエサが豊富で水温が高い地域では、成長が早く、2~3年程度で20cmに達することが多いです。
- 一方、寒冷地などでは成長が遅くなる場合もあります。
4. コッパグレの大量発生と産卵の関係
- 初夏にコッパグレが多くなるのは、春から初夏にかけての産卵の結果と考えられます。
- 産卵から孵化までは約1週間、その後幼魚期を経て浅場で成長するため、初夏には沿岸部でコッパグレが多く見られるようになります。
まとめ
- 産卵場所: 和歌山南紀では海藻が豊富な沿岸の岩礁帯や磯際が主な産卵場。
- 産卵数: 成熟した1匹が数万~十数万個の卵を産む。
- 成長速度: 和歌山南紀の環境では、2~3年で20cmに達する個体が多い。
- コッパグレの発生時期: 産卵期の後、幼魚が成長して初夏に浅場で多く見られる。
これらを知ると、グレ釣りのシーズナルパターンや狙い方がより明確になります!


