1. 鰹節の水分含有量
鰹節には以下の2種類があり、それぞれ水分含有量が異なります。
荒節(カビ付け前の段階)
- 水分含有量:約20~30%
- カビ付けを行う前の状態の鰹節で、まだ水分が比較的多く含まれています。
- 保存性は高いですが、完全な乾燥状態ではありません。
本枯節(カビ付け後の完成品)
- 水分含有量:約13~15%以下
- カビ付けを繰り返し行うことで、さらに水分を飛ばします。
- 鰹節の最終形態では水分が非常に少なくなり、硬い状態になります。
- この低水分含有量により、保存性が極めて高くなります。
2. 魚粉の水分含有量
魚粉は魚を乾燥させて粉末状にしたもので、種類や加工方法によって水分含有量が異なります。
一般的な魚粉(水分少なめのタイプ)
- 水分含有量:約10%以下
- 高温乾燥や冷凍乾燥を行うため、非常に乾燥しています。
- 主にペットフードや肥料、飼料に使用されます。
だし用魚粉(乾燥度がやや低めのタイプ)
- 水分含有量:約10~15%
- 風味を重視した加工が行われるため、水分が少し多めに残される場合もあります。
- 料理の「だし」として使われることが多いです。
比較まとめ
| 種類 | 水分含有量(目安) | 用途 |
|---|---|---|
| 荒節 | 20~30% | 加工途中、保存性高いが未完成 |
| 本枯節 | 13~15%以下 | 削り節、だし用 |
| 魚粉(一般) | 10%以下 | ペットフード、肥料、飼料 |
| 魚粉(だし用) | 10~15% | 料理用だし |
ポイント
- 鰹節の完成品(水分13~15%以下)は保存性と風味のバランスが取れており、日本の伝統的な調味料として適しています。
- 魚粉はさらに用途に応じた水分調整がされており、保存性を重視したものが多いです。


