12月のアオリイカ釣りの注意点と特徴を説明。

12月のアオリイカ釣りは、秋の釣りとは異なる特徴があり、釣果を上げるにはポイントや釣り方を工夫する必要があります。以下に12月のアオリイカ釣りの注意点と特徴を詳しく説明します。


12月のアオリイカ釣りの特徴

  1. 水温が低下:
    • 12月になると水温が下がり、アオリイカの活性が低くなることが一般的です。
    • 活性が低いイカは、動きが鈍くなるため、アプローチを慎重にする必要があります。
  2. サイズの変化:
    • 秋に釣れる小型のアオリイカ(新子)よりも、成長した中型~大型の個体が狙える時期です。
    • 500g~1kgクラスのイカが釣れる可能性が高く、冬の醍醐味です。
  3. 生息エリアの変化:
    • 水温の安定した深場や、海底に変化のあるポイント(岩場や駆け上がり)に移動する傾向があります。
    • 日中は深場、夜間は浅場に寄ってくることもあります。
  4. エサやルアーへの反応:
    • 活性が低いため、エギやエサのアクションをゆっくりにしたり、自然な動きを意識することが重要です。

12月のアオリイカ釣りの注意点

  1. 釣り場の選定:
    • 深場が狙える場所(堤防の先端や磯場など)が有利。
    • 海水温が高めに保たれる黒潮の影響を受けるエリアでは、活性の高いアオリイカが狙いやすい。
  2. 仕掛けの工夫:
    • エギングの場合: 重めのエギ(3.5号以上)やディープタイプを使い、深場までしっかり沈める。
    • ヤエン釣りの場合: 冷えた水温でも動きやすい活きエサを使用するのがおすすめ。アジを弱らせないよう注意する。
  3. アクションの工夫:
    • アオリイカは低活性のため、激しいシャクリではなく、ゆっくりとした「フォール(沈下)」を多用する。
    • フォールの時間を長く取り、自然にイカにアプローチさせることが効果的。
  4. 時間帯と潮回り:
    • 活性が上がりやすい夕マヅメや朝マヅメを狙う。
    • 動きのある潮回り(大潮や中潮)を選ぶと釣果が期待できる。
  5. 防寒対策:
    • 冬の釣りは寒さとの戦いでもあります。十分な防寒着やグローブを用意し、長時間の釣行に備える。
    • 冷たい風から体を守ることで集中力を維持しやすくなります。

おすすめの釣り方

  1. エギング:
    • 深場を探るために、エギを着底させた後、ゆっくりとリフト&フォールを繰り返す。
    • カラーはナチュラル系(茶色、オリーブ系)や寒い時期に効果的な赤系やピンク系も試す。
  2. ヤエン釣り:
    • 冬は活きアジの動きが鈍くなるため、アジを頻繁に動かす工夫をする。
    • アタリが少なくても忍耐強く待つことが重要。

冬のアオリイカの味わい

12月以降のアオリイカは身が締まり、甘みが増して非常に美味しい季節です。刺身や天ぷら、鍋料理など多彩な調理法で楽しめます。


まとめ

12月のアオリイカ釣りは、難易度が少し上がる反面、大型のイカを狙えるチャンスの時期でもあります。適切な釣り場選びやアクション、仕掛けの工夫をすることで冬の釣りを楽しめます。防寒対策を忘れず、寒い冬の海での釣行を安全に楽しんでください!

12月のアオリイカ釣りの注意点説明。釣太郎

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