アオリイカ釣りでは、アジを正しい棚(タナ)に合わせることがとても重要です。

この「棚」とは、水中で魚やイカが主に活動している高さ(深さ)のことを指します。アオリイカは特定の深さにいることが多いので、餌となるアジをその深さに正確に合わせることで、効率的に釣ることができます。

初心者に説明する際には、以下のようなポイントを伝えるとわかりやすいです:


棚を合わせる理由

  1. アオリイカのいる深さを狙うため
    アオリイカは日中と夜、季節、場所によって活動する棚が異なります。アジが棚から外れていると、アオリイカに気づかれず釣果が下がります。
  2. エサの無駄を減らすため
    棚がズレていると、アオリイカ以外の魚(エサ取り)に餌を取られることが増えます。

どうやって棚を合わせるか

  1. ウキ釣り仕掛けの場合
    • ウキの下に付けるオモリ(重り)やサルカンからアジまでの距離(ハリスの長さ)を調整します。
    • 水深がわかる場合、その深さのアオリイカのいる層を狙います。例えば、水深10メートルの場所でアオリイカが中層にいるなら、ウキ下を5メートルに設定します。
  2. ヤエン釣りの場合
    • アジを泳がせた後、リールを少しずつ巻き、アジの泳ぐ深さを調整します。
    • アオリイカがいるとされる棚にアジを長く滞在させることがコツです。

初心者へのアドバイス

  • ウキが沈むタイミングを見る
    ウキ釣りでは、アジが棚にいるとアオリイカが警戒せずに近づき、ウキが動き始めます。これが合わせた棚の効果です。
  • 棚はこまめに変える
    釣れない場合は少しずつ深さを変えてみましょう。アオリイカがどの層にいるのか探ることが重要です。

棚を合わせることは、アオリイカ釣りの基本ですが、初心者でもウキや仕掛けの調整を覚えれば簡単にできます。ぜひ試してみてください!

活アジを鎮めるなら腹オモリを使いましょう。

活アジを沈めるのは腹オモリが一番。アオリイカヤエン釣り入門。釣太郎

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