バリコ(アイゴ)を釣りに白浜町袋漁港へ 終始エサ取りに悩まされる!

好き嫌いの方が多いアイゴ

背びれ、胸ビレ、尻ビレの棘に毒があるので、

毒魚という括りにされてしまいますが、

南紀地方では好んでこのアイゴを食べます。

今回は袋漁港での釣行です。

本来、地磯で釣った方が釣れるのですが、

北西8mの予報、風をさけて漁港の堤防で釣りです。

ちょっとグレも意識していたので、オキアミ1.5キロとv9です。

やっぱりいい匂いですV9。

マゼラーを忘れました。

マゼラーとは、エサを砕いたり、

混ぜたりする器具でスコップみたいなものです。

海水を入れて混ぜます。

海水の量は、慣れてくればだいたいの感覚で分かりますが、

初心者の方は少しずつ入れるのが良いです。

 

こんな時はオキアミの袋に手を突っ込んで

練ります。

いい感じに混ざります。

こんな感じです。

マキエサの練り具合は、一般的に「耳たぶ」より少し固めと言われています。

集魚材は全部混ぜずに少し残しておくのがコツ。

もし水を入れすぎてベチャベチャになった時のリカバリー用です。

さて釣り開始です。

まずはフカセ仕掛けから、風は背中からだったので、

軽い仕掛けで0号ウキからスタート。

 

はい無理でした。

どこに投げようがビリコ(イサキの幼魚)

ビリコはエサ取りの中でも一番やっかいです。

かわしようがありません。

浅棚、深棚、足元、遠投すべて追いかけてきます。

作戦変更。

ダンゴでサシエサを守る作戦です。

サシエサも酒カスを追加。

最初のV9とオキアミが残っているところに、

波止ダンゴチヌを混ぜ込みました。

いわゆる「ヌカ切り」のようなものです。

サシエサを波止ダンゴチヌで包んで

ぎゅっと握って、ぼちゃんと投げるだけです。

紀州釣りは、底までサシエサを持って行きチヌを釣る釣り方で

ヌカ切りは、表層のエサ取りをダンゴで突破して、中層のグレやアイゴを釣る釣り方です。

エサが底の方まで届くようになったので、タマミの子などがヒットしますが

またもビリコ猛襲です。

何をやってもこの子

サシエサを酒カスにしたらエサが取られない。

チャリコ(真鯛の子)は酒カスを喰ってきます。

結局35cmくらいのアイゴ1枚、手の平サイズのバリコ1枚だけでした。

仕掛け 道糸1.75号、ウキは釣研グレスポット2B(アタリウキ)、ハリス1.5号2ヒロ、ハリ5号

アイゴの干物は500ml水道水に塩20ℊで1時間半つけて、

水気を切って魚干し網に入れて、風のある日に影干しです。

アイゴの干物、本当においしいので、是非ご賞味下さい。

 

 

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