アオリイカ釣りのエギを何種類持って行くかは、釣行する場所や季節、状況に応じて変わりますが、初心者向けに考えると、最低でも5~6種類のエギを持って行くとよいでしょう。これにより、さまざまな状況に対応しやすくなります。
以下に、持っておくと便利なエギの種類について説明します。
1. サイズのバリエーション
- 2.5号から3.5号のエギを持っていくと、アオリイカのサイズや活性に合わせて変更できます。特に、秋の新子シーズンには2.5号や3号、冬や春の大きい個体を狙うときには3.5号が活躍します。
2. 沈み速度(シンキングスピード)の違い
- シャロータイプ(浅場向け)、ノーマルタイプ(標準的な沈み速度)、ディープタイプ(深場向け)といったエギをそれぞれ持っておくと、釣り場の水深や潮の流れに対応しやすくなります。
- 浅場や潮が緩やかな場所ではシャロータイプ、深い場所や潮が速いときにはディープタイプが適しています。
3. カラーのバリエーション
- ナチュラルカラー(小魚に似たカラー)とアピールカラー(目立つ派手な色)の両方を用意しましょう。曇りや濁りのある水中ではアピールカラー、クリアな水中や日中はナチュラルカラーが効果的です。
- 目安として、3~4色の異なるカラーを用意しておくと、その日の水質や天候に合わせて選べます。
4. エギの動きの違い
- メーカーや種類によってエギの動きに微妙な違いがあります。エギによっては素早くキビキビと動くもの、ゆったりとアピールするものなどがあるので、いくつか異なる動きのエギを揃えることで、アオリイカの反応を見ながら選ぶことができます。
まとめ:
初心者向けの目安としては、エギのサイズ2.5号から3.5号を中心に、カラーやシンキングスピードの違うエギを5~6本持って行くとよいでしょう。これでほとんどの状況に対応でき、釣果を伸ばすチャンスが増えます。
また、エギの数を増やしていくことで、状況に合わせた最適な選択ができるようになります。