エギで釣れるようになるまで、実は5年かかりましたw
最近になってやっとイメージが出来てきたので、これさえ知っておけばもっと早く釣れたのに!
というものを共有していきたいと思います。
正直、しゃくり方とかはどうでもいいと思っています。
大きく間違ったことをしていなければ・・・・
1年目 やり方が分からない
1年目は長めのバスロッドでエギを投げてみる程度です。
エギの着底感が分からないので、投げて1分ほど放置・・・
2~3回しゃくってみる!
着底後30秒放置・・・
一投に何分もかかっていましたw
そりゃ釣れないし、見切られるし、根掛かりオンパレードですw
心折れてました。「この釣りおもんな~ ジグと違って展開遅いし・・・」
↑ん~、完全にキレちゃってますね~
とても釣具店のスタッフとは思えない言動です。
2年目 条件のいい日に行っていない
とりあえず釣れるイメージが大切だなと。
エギングロッドをセフィアCI4,リールもセフィアCI4。 道具をハイエンドにしました。
お金をかけていいものを使っている。これだけで釣れる気がするものです。
とはいっても、正直メインの釣りではないんです。
風のない日は船でジギングに行きます。
必然と風のある、出船できない時の暇つぶし程度。
今ならわかりますが、エギングはトップクラスに繊細な釣りです。
爆風だと着底も何もかも分からなくなります。ラインが風に持っていかれてそれどころでもありません。
エギングは風なし波なしのいい条件の時に期待値が上がります。
そりゃ釣れんて。
3年目 シャクリ方にとらわれる
動画を見あさって、しゃくり方を覚えました。
2段階シャクリやなんだといろいろあるものです。
一通り覚えました。ゲームでいえばコンボを覚えたような感覚ですね。
今度はコンボ厨になってしまいました。
シャクリというのはアピールして、そのフォールで食わせるためのものです。
それをはき違えて、シャクッたらそれで釣れる。と勘違いしてしまったんですね~
フォール中の糸の出や、着底感などお構いなし。
しゃくったらエギングしに来た感があって楽しい。
イカ?今日はしゃくる練習やから・・・
こんなイカに失礼なヤツもなかなかいません・・・
落合博満のオープン戦で一度もバットを振らず「今日はボールを見るだけ」
なんか似てますよね
4年目 疑心暗鬼で粘れない
エギで釣れるイメージがわかないのと、今まで釣れない期間が長すぎて本当に釣れるのか?と勘繰ってます。
凪の夕方に釣り場に行っては5分釣れないと萎えて帰っちゃう。
これ重要なポイントなんですが、マヅメがダメでも日没後にパパンっと釣れることもあるんですよね。
イメージが出来てても試行回数が少なすぎてダメなパターンに陥っていました。
パチンコで1000円入れて当たらずに萎えて帰る。みたいなことでしょうか。
試行回数って本当に大切なんです。
信じ抜く心。やり続ける胆力。これが大切です。
5年目 ようやく釣れるようになる
ボートからですが、沖磯近くにつけてやっていると運よく乗ってくれました!
これが人生初のエギング釣果です。
たまたま1㎏あったんですね~
こっから嬉しくなって集中して、信頼してエギを投げれるようになりました。
インスタのキャプションも「会心の一撃」。 まさに会心の一撃でした
これ以降は釣れなくても納得するようになったし、粘れるようになりました。
エギで釣るために抑えておきたいポイント
以上の経験から、エギで釣れなくて迷子になっているあなたに、これを直したら釣れるようになるかも?というポイントをまとめて紹介します。
①投げてからの着底は、ラインスラッグ(糸ふけ)で見るようになり精度が上がりました。
②着底後すぐにシャクってフォールさせます。
この間はテンションフォール(糸を張ったままエギを沈める)させ、イカのアタリを逃さないようになりました。
③ 1と2を無駄なく繰り返すことで、試行回数を増やして数多くの抽選を受けるようになりました。
④ 釣れなくても「こんな日もある。活性が低いだけ。自分は悪くない。」と考えるようにしました。変に考えすぎると、勘繰って粘れなくなります。
⑤しゃくり方は正味どうでもいい。 2回くらい竿をチョンチョンとしとけばいいんです。
これにとらわれ過ぎるとダメです。大切なのはアタリを掛けて釣ることですから。
⑥条件のいい日に勝負しよう! 風なし波なしの方が慣れないうちはやりやすい。
多少の厳しい状況下でも釣るには相当の熟練度が必要です。
釣りはパチンコと似ています。
正しい期待値のある行動で試行回数を重ねれば、そのうちアタリを引ける遊びなんです。
抽選を受け続ける。 これが一番大切です。
偉そうに書いている僕はパチンコをしたことがありませんが・・・