![](https://tsuttarou.info/wp-content/uploads/2023/07/5ba897d6d697425ab4b38f14e988b482-2.jpg)
太刀魚釣りの魅力
良く釣れる。 美味しい魚。 手軽に楽しめる。
などなど、釣り人にとっては、最高のターゲットです。
この後に紹介しますが、エサ釣りや、ルアー釣りなど、釣り方のバリエーションの多さも魅力的です。
狙える時期・時間帯
南紀和歌山地方で、釣れる時期について。
まず大阪、和歌山市周辺で釣果が上がり始め、次に和歌山県御坊。
9月中旬位に、南紀和歌山地方で釣れるようになります。
南紀和歌山地方で釣れる期間は、9月中旬から11月末までです。
明るい時間以外はよく釣れます。
ルアー釣りは、マズメ時。
エサ釣りは、明るい時間以外。
と、釣り方によっては差がありますが、こんな感じです。
![](https://tsuttarou.info/wp-content/uploads/2023/07/FAihfxDVQBEjbhz-1024x727.jpg)
時合の時間は、冬に近づくと日没までの時間が早くなってしまう(良く釣れる地合が短い)ので、9月中旬から10月末までがベストです。
釣り場には日没の1時間前には着き、準備するのが鉄則です。
稀に、日没前から釣れ始め21時ごろで終わるが、その後も釣れる場合もあります。
ワインド:テンヤ釣りのタックル
竿
1.5m以上の竿で、投げれるものであれば何でもOKです。
ウキ釣りの場合は、やや長めの竿の方が扱いやすいです。
リール
投げれるリールなら何でもオッケー。
引く魚ではないので、小型のスピニングリールで充分です。
ライン
道糸は、感度と飛距離の為にPEライン0.6号から1号くらいの物がオススメ。
おおよそエギングタックルの流用で問題ありません。
ワインド:テンヤのメリット・デメリット
メリット
・食いが立ったマズメ時(日の出、日没間際)に、効率よく数釣りができる。
・道具が少なく手軽。
デメリット
・マズメ時以外の時間は中々釣れない。
一番主流なのはワインド釣法です。
![](https://tsuttarou.info/wp-content/uploads/2023/07/c33c65e6251b60f6629e157b7e77b037.jpg)
使い方
![](https://tsuttarou.info/wp-content/uploads/2023/07/2022-07-26-13.16.55-2048x1536-1-1024x768.jpg)
ジグヘッドにワームをつけて、投げる。
中層付近でチョンチョンとシャクって誘いながら、回収。
これを繰り返す釣りです。
夕方で食いが立っている状況下では、投げてゆっくりと巻いているだけで釣れます。
捕食が下手な魚なので、ゴツゴツとアタリがあっても乗らないことが多いです。
アタッたら、一瞬糸ふけを作り、ワンテンポ置いてからアワセると乗りやすい印象。
必須のメタルリーダー
歯が鋭く、PEラインやフロロカーボンでは簡単に糸が切られてしまいます。
そのため、ルアーへの接続はメタルリーダーというものを使いましょう。
![](https://tsuttarou.info/wp-content/uploads/2023/07/2022-08-09-10.56.17-2048x1536-1-1024x768.jpg)
ケミホタルをつける位置
光が好きなので、ワームの中にケミホタルを埋め込むことでアピール力がアップします。
![](https://tsuttarou.info/wp-content/uploads/2023/07/2022-07-26-13.26.58-2048x1536-1-1024x768.jpg)
![](https://tsuttarou.info/wp-content/uploads/2023/07/2022-08-23-14.11.00-2048x1536-1-1024x768.jpg)
![](https://tsuttarou.info/wp-content/uploads/2023/07/2022-08-23-14.10.37-1-2048x1536-1-1024x768.jpg)
ケミホタルは、対応の大きさの物を、ワームに着いた穴にねじ込みます。
![](https://tsuttarou.info/wp-content/uploads/2023/07/5ba897d6d697425ab4b38f14e988b482-1-1024x576.jpg)
暗い場所だと、このように光ります。
かなりアピール力が高いのが分かりますね。
付け方を動画にしているので、ぜひご参考までに。
タチウオは捕食が下手な魚。
シャクってアピール。フォールで喰わせ。
アタリは急に来るので、いつでもアワセれる心構えでいましょう。
テンヤ釣り
![](https://tsuttarou.info/wp-content/uploads/2023/07/4c3721de0abdaae6e80792400091c5f9.jpg)
テンヤと呼ばれる仕掛けにエサを固定して使います。
テンヤにエサをつけて、針金でグルグル撒いて固定します。
![](https://tsuttarou.info/wp-content/uploads/2023/07/2022-08-20-14.33.55-2048x1154-1-1024x577.jpg)
エサの付け方は、こちらの動画を参考にしてみて下さい。
エサを使いますが、ルアーのように遠投できるのがテンヤ釣りの魅力。
ワインドよりもアタリが多く、ウキ釣りよりも広い範囲を探れる。
使える状況が広い釣り方です。
テンヤのケミホタルの装着位置
リーダー部分にケミホタルを取り付けておくと、アピール力と仕掛けの位置が分かるので必要です。
定番のイエロー、レッドに加えて、オレンジ、ブルー、ピンクの物も取り揃えています。
![](https://tsuttarou.info/wp-content/uploads/2023/07/40ed3625cfd3fa0255a85b912b344d1c-1-2048x1448-1-1024x724.jpg)
![](https://tsuttarou.info/wp-content/uploads/2023/07/7edb240e9db05e588dee6788a6ea1794.jpg)
ケミホタルは近場なら75サイズ。
遠投なら50サイズがオススメ。
これはケミホタルを付けることで、抵抗が生まれるからです。
![](https://tsuttarou.info/wp-content/uploads/2023/07/2022-08-23-13.22.20-2048x1536-1-1024x768.jpg)
付ける位置は、メタルリーダーの少し上でOK。
付け方の参考動画。
テンヤ釣りで使えるエサ
肉食魚なので、魚系のエサ(ドジョウ、コノシロ、サバ、イワシなど)を使用します。
エサの特性をそれぞれ紹介していきます。
ドジョウ
![](https://tsuttarou.info/wp-content/uploads/2023/07/cfa93ecb842b868c96359e7b898d1554.jpg)
当店で扱っているのは、冷凍物です。
テンヤ釣りの特効薬的なエサです。
独特の強烈な臭い。硬い皮でエサ持ちは抜群。
尻尾から出る波動で寄せまくりです。
テンヤ釣りなら、まずはドジョウ。そのくらい優秀なエサです。
![](https://tsuttarou.info/wp-content/uploads/2023/07/2022-08-26-13.21.18-2048x1536-1-1024x768.jpg)
サバの切身
![](https://tsuttarou.info/wp-content/uploads/2023/07/b474435357166f0593d2ed6e55e21642.png)
皮目が固く、ボリュームがあるので、かなり使いやすいエサです。
簡単には千切れないのでエサ持ちも良く、臭いも強烈。
テンヤ釣りに最適なエサの一つ。
コノシロ
![](https://tsuttarou.info/wp-content/uploads/2023/07/2022-08-22-14.00.55-2048x1536-1-e1688628401258-1024x1008.jpg)
こちらもサバと同様のタイプです。
皮が固く、テンヤ釣りに最適なエサ。
尻尾がついているので、サバの切り身よりもナチュラルな動きが出来ます。
キビナゴ
![](https://tsuttarou.info/wp-content/uploads/2023/07/2022-08-22-13.50.17-2048x1536-1-1024x768.jpg)
テンヤ釣りではあまりメジャーではないエサです。
理由は身が柔らかいから。
歯が鋭いので、キビナゴだとアタリごとにエサを付け替えなければいけません。
使えますが、テンヤ釣りには不向きです。
ウキ釣りではキビナゴが主流です。
テンヤの使い方
日没前は棚が深く遠いので、遠投して深く探りましょう。
遠投するほど、引く距離が長くなり広範囲を探れるのもポイント。
エギングタックルで、充分遠投できます!
基本的には遠投して、巻くだけ。
状況に応じて、狙う水深を変えて釣りをすると、釣果がアップします!
ただ巻くだけですが、巻き方が2種類有るので紹介しておきます。
リール巻き
![](https://tsuttarou.info/wp-content/uploads/2023/07/9c2d24ceab80f44c1c4aead33b5f6cb9-1024x631.jpg)
投げてから、リールを巻いて仕掛けを回収してくる方法です。
竿を動かさず、一定のスピードで巻き続けます。
同じタナ(水深)を巻き続けることができる。というのが、メリットです。
ある程度、タチウオがいるタナを絞れてきたときに使うといいでしょう。
竿引き
竿を引きながら仕掛けを回収してきます。
竿で引いた糸ふけ分をリールで巻き取ります。イメージとしてはキス釣りの引き釣りに似ています。
若干狙うタナにはバラつきが出ますが、アタリを感じるには最適の方法です。
現地についてから、タナが絞れるまでは竿引きがオススメ。
その他ルアーの使い方
メタルジグ
遠投すれば、探れる範囲が広がります。
明るい時間帯は深場にいるので、そういった局面で強みが出ます。
細い糸、やや長めの竿で、遠投できるセッティングにするのが肝要。
![](https://tsuttarou.info/wp-content/uploads/2023/07/2021-04-05-10.42.43-768x1024.jpg)
ミノー
安定した姿勢で、針が2つ~3つ付いているのが魅力的。
タチウオは基本的に捕食が下手です。
ワインド釣法ではアタリは多いけど、乗りにくい。ということもあります。
ミノーは触ってくれば、ほぼほぼ針掛かりします。
マヅメ時の高活性の時に結構使えます。
![](https://tsuttarou.info/wp-content/uploads/2023/07/2022-07-11-14.24.10-scaled-1-1024x768.jpg)
エサ釣りの仕掛け
エサ釣りのメリット・デメリット
メリット
・日が昇っている時間帯以外は釣れる。
・アタリが多い
・長時間で見れば、相当数釣れる。
デメリット
・釣るのにコツがいる。 (アタリがあっても、充分に間を置いてからアワセると掛かりやすい)
デメリットと言うか、これがエサ釣りの難しさであり、釣果に差が出る醍醐味の部分ですが。
使うエサはキビナゴや、サバの切り身などの魚エサを使います
![](https://tsuttarou.info/wp-content/uploads/2023/07/2022-07-26-14.36.25-2048x1536-1-1024x768.jpg)
電気ウキ仕掛け
![](https://tsuttarou.info/wp-content/uploads/2023/07/b42032104d7d5dd1a02838a542098770.jpg)
![](https://tsuttarou.info/wp-content/uploads/2023/07/2022-08-09-11.00.14-2048x1536-1-e1688628517877-1024x522.jpg)
![](https://tsuttarou.info/wp-content/uploads/2023/07/2022-07-26-14.47.58-scaled-1-768x1024.jpg)
ケミホタルは、オモリの少し上に付けましょう。
投げた後、余りせわしく動かさないので、人が多い状況下ではトラブルが少ない釣りです。
アタリがあってからアワセますが、中々かかりにくいのが面白い所。
あった方が良い釣り道具
フィッシュグリップ&プライヤー
![](https://tsuttarou.info/wp-content/uploads/2023/07/2022-07-26-13.26.01-scaled-1-1024x768.jpg)
最大の特徴は、カミソリのような、鋭い牙です。
触れただけで、人間の皮膚も簡単に裂いてしまうほど。
![](https://tsuttarou.info/wp-content/uploads/2023/07/77695-1024x576.jpg)
がっちり挟む、フィッシュグリップ。
仕掛けを外す、プライヤーは必須。と言っても過言ではありません。
集魚灯
光に興味を持つ。+肉食魚。という部分で、集魚灯は大きな武器になります。
これはエサ釣りの際に、有効な釣り道具です。
強い光で、エサとなるシラスや、イワシなどの小魚を寄せておいて、自分の釣れる範囲に太刀魚を集めることができます。
必須級の商品ではありませんが、あるのとないのでは雲泥の差があります。
有効な常夜灯が少ない堤防で、夜中も釣りをするなら必須かも。
![](https://tsuttarou.info/wp-content/uploads/2023/07/2022-08-10-17.10.39-2048x1536-1-1024x768.jpg)
南紀和歌山地方のオススメの釣り場
重要なのは、ベイトが多い場所。
ベイトとは、フィッシュイーターのエサとなる小魚の事。
日中に、サビキ釣りで良く釣れているポイントがオススメです。
常夜灯があれば最高のポイントですが、なければ集魚灯でも大丈夫です。
和歌山県 田辺市 新芳養漁港外湾(しんはや)は、毎年タチウオが良く釣れる一級ポイント。
![](https://tsuttarou.info/wp-content/uploads/2023/07/5ba897d6d697425ab4b38f14e988b482-3.jpg)
和歌山県みなべ町
和歌山県田辺市
和歌山県白浜町
料理紹介
天ぷら
絶品の一言です。ふわふわで、衣のミルキーさと合わさって最高。
天ぷらで美味しい魚の代表格です。 まずはこれを食べて頂きたい。
![](https://tsuttarou.info/wp-content/uploads/2023/07/2022-07-26-12.15.55.jpg)
フライ
香ばしさの中に、タチウオ独特の風味が突き抜ける一品。
一味マヨネーズで食べると最高です。
![](https://tsuttarou.info/wp-content/uploads/2023/07/2022-07-26-15.55.33-1024x733.jpg)
刺身
細切りにしてワサビ醤油、しょうがポン酢で食べると美味です。
サッパリとした白身です。
![](https://tsuttarou.info/wp-content/uploads/2023/07/2022-07-26-16.02.19-576x1024.jpg)
一夜干し
手間がかかりますが、それも楽しみの一つ。
ネチっとした食感になれば、大成功。
お酒のアテに。これを超えるものナシ。
![](https://tsuttarou.info/wp-content/uploads/2023/07/2022-07-26-15.50.39-1024x576.jpg)
釣るだけでなく、食べても美味しいタチウオ。
9月中旬ごろから釣れ始めます!
是非チャレンジしてみて下さい!!!