秋から春にかけて、ヤエン釣りやウキ釣りで絶大な人気を誇るアオリイカ。
その特効エサといえば、間違いなく活アジです。
しかし、いざ釣行前にお店へ行くと「活アジ品切れ」の看板にがっかりした経験はありませんか。
なぜ、あれほど海にいるはずのアジが急に不足してしまうのでしょうか。
今回は、釣り人を悩ませる活アジ不足の裏側に迫ります。
活アジ不足を引き起こす3つの原因
1. 海水温の変動とアジの回遊ルートの変化 アジは水温変化に非常に敏感な魚です。
黒潮の大蛇行や急激な冷え込み、あるいは異常な高水温が続くと、アジの群れは適温を求めて深場や別の海域へ移動してしまいます。
そのため、普段アジを確保している漁場からパッタリと姿を消してしまうのです。
2. フィッシュイーターによる捕食プレッシャー 海の中にアジがいれば、それを狙うのは人間だけではありません。
アオリイカはもちろん、青物やスズキなどの大型魚が岸寄りに回遊してくると、アジは食べられるのを恐れて散らばってしまいます。
皮肉なことに、アオリイカが豊漁な年ほど、エサとなるアジが捕食されて減ってしまうという現象が起きるのです。
3. 漁獲と運搬の難しさ 活アジは非常にデリケートな生き物です。
網で大量に獲れたとしても、スレ傷や水温変化によるストレスで弱りやすく、元気な状態で生簀まで運ぶには熟練の技術が必要です。
海が荒れて漁に出られない日が数日続くだけで、あっという間に供給がストップしてしまいます。
アジ不足に備える釣り人の対策
自然相手の供給である以上、活アジの品薄は完全に防ぐことはできません。
入荷状況をこまめにチェックしつつ、予約を入れる場合は無断キャンセルなどを避けるためにも、釣行の最大3日前からの予約システムを活用して確実におさえておくのがおすすめです。
釣太郎でも、できる限り元気なアジを皆様にお届けできるよう日々努力しています。
もし活アジが手に入らない場合は、死にアジを使った仕掛けや、ルアー(エギ)などの代替プランを用意しておくことで、せっかくの休日を無駄にせず楽しめます。
エサの確保も釣りの醍醐味の一つと捉え、柔軟に大物アオリイカを狙っていきましょう。

