結論から言うと
水っぽい魚の正体は
「水分が多いこと」ではなく
「水が抜けた・入った結果」です。
つまり
処理ミスで起こる現象です。
水っぽくなる最大の原因は「ドリップ」
魚の身から出る液体
これがドリップです。
中身は
・水分
・アミノ酸(旨味)
・ミネラル
つまり
旨味そのものです。
これが抜けると
味が薄くなり
水っぽく感じます。
原因① 温度管理ミス
魚は温度が高いと
細胞が壊れます。
すると
水分が外に流れ出る。
これが
ベチャっとした食感の原因です。
逆に
急冷すれば
細胞が守られ
水分が保持されます。
原因② 真水による浸透圧
ここが見落とされがちです。
真水に魚を入れると
水が魚の中に入ります。
結果
・身が膨らむ
・組織が壊れる
・食感が悪化
これが
「水ぶくれ状態」です。
原因③ 魚の構造の違い
魚種によって
水っぽさは変わります。
イワシ
→水分多く崩れやすい
アジ
→中間
タイ
→水分少なく締まる
つまり
もともと水っぽくなりやすい魚も存在します。
原因④ ストレスと暴れ
釣った魚を暴れさせると
筋肉が壊れます。
結果
水分保持力が落ちる。
これも
ドリップ増加の原因です。
なぜ「水分が多い=水っぽい」は間違いか
ここが重要です。
魚の多くは
もともと70%以上が水分です。
それでも美味しい理由は
水が細胞内に保持されているからです。
つまり
・水が外に出る
・水が無理に入る
このどちらかが起きた時に
水っぽくなります。
釣り人目線の結論
水っぽい魚は
外れ個体ではありません。
扱いの問題です。
・即締め
・血抜き
・適切な冷却
これだけで
水っぽさは防げます。
要約
水っぽい魚の正体は
水分量ではなく
・ドリップ
・浸透圧
・細胞破壊
この3つです。
つまり
処理がすべてです。
ここを理解すれば
同じ魚でも
味は別物になります。

