ヤマシタのエギには人気カラーが多いですが、その中でも**「軍艦グリーン」と「金アジ」**は、見比べてもかなり近く感じるカラーです。
実際、手元で見ても「これ、海の中で本当に差が出るのか?」と思う人は多いはずです。
では、アオリイカはこの2色をどれくらい違うものとして認識しているのでしょうか。
結論から言うと、人間の目にはよく似て見える2本でも、アオリイカには完全に同じには見えていない可能性が高いと考えられます。
ただし、その違いは私たちが感じるような「緑」と「金」の色差そのものではなく、明暗、反射、輪郭の出方、フラッシングの差として認識されている可能性が高いです。
AIとしての仮説をあえて数字で表すなら、軍艦グリーンと金アジをアオリイカが別物として認識できる確率は、浅場で水が澄み、光量がある好条件なら35〜60%程度、濁りやローライト、深場では15〜35%程度と見るのが現実的です。
一方で、純粋に「色の違いだけ」で見分けている確率に絞ると、もっと低くなると考えられます。
なぜなら、海の中では陸上とは見え方が大きく変わるからです。水中では光の届き方が変化し、色の印象も変わります。
さらにアオリイカは、単純な色の違い以上に、シルエットの強さ、下地の反射、布の透け感、角度による見え方の変化に反応している可能性があります。
つまり、パッケージ越しに見た「似ている」は、そのまま海中での「同じ」に直結しません。
今回の2色を実釣目線で分けるなら、軍艦グリーンは落ち着いた見え方で警戒心の強い個体に強そうなカラー、金アジは反射やアピール感がわずかに強く、存在感を出したい場面で効きやすいカラーという整理がしやすいです。
特に朝まずめ、夕まずめ、曇天、潮の濁りが入った場面では、そのわずかな差が抱きに来るか見切るかを分けることもあります。
ただし、実際のエギングではカラー差だけで釣果が決まるわけではありません。
潮の向き、立ち位置、レンジ、フォール角度、シャクリ後の間、ベイトの有無などのほうが影響が大きい場面も多いです。
そのため、軍艦グリーンと金アジの差を検証するなら、同じ場所・同じ時間帯・同じ動かし方でローテーションして反応を見るのがいちばん確実です。
結局のところ、**軍艦グリーンと金アジは「ほぼ同じ」ではなく、「似ているけれど海中では差が出る可能性があるカラー」**と考えるのが自然です。
アオリイカが明確に色名で識別しているとは言えなくても、見え方の総合差として区別している可能性は十分あります。
迷ったときは、片方で反応が薄ければもう片方に替える。
その小さなローテーションが、1杯を引き寄せるきっかけになるかもしれません。

