釣れた魚が「なんか水っぽい」。
刺身にしたらベチャっとする。
これ、腕の問題じゃありません。
原因の多くはクーラーボックスの使い方です。
南紀の海は魚影が濃い。
だからこそ、持ち帰りで失敗したらもったいない。
初心者こそ、ここを押さえるべきです。
なぜ魚は水っぽくなるのか?
魚の水分量はおよそ70%前後。
氷水に直接ドボンと入れるとどうなるか。
浸透圧の関係で
身の旨味成分が外に逃げやすくなる。
さらに
・氷が溶けて真水になる
・長時間浸かる
・血抜きが不十分
この3つが重なると、身がふやけます。
つまり
「冷やせばいい」は間違い。
正しいクーラーボックスの基本構造
初心者がまず覚えるべきことは一つ。
魚を氷水に漬けない。
理想は
1 しっかり血抜き
2 海水氷で急冷
3 その後は水に触れさせない
この流れです。
海水氷が有利な理由
海水を凍らせた氷は
塩分濃度が魚の体液に近い。
だから
真水より身が傷みにくい。
真水氷の場合
溶けた水が魚を直撃する。
これが水っぽさの原因になることが多い。
南紀で本気で鮮度を守るなら
海水氷はかなり有効です。
初心者でもできる具体手順
① 釣れたら即血抜き
② 海水氷に5~10分浸けて急冷
③ キッチンペーパーで包む
④ ビニール袋に入れる
⑤ 氷とは直接触れさせない
この「分離」が重要です。
氷と魚の間に
ワンクッション入れる。
たったこれだけで、食味は大きく変わります。
クーラー内温度の目安
目標は5℃以下。
外気温が高い日は
氷は多めに。
保冷剤を底に敷き
魚は上段に置く。
空間を減らすことも大事です。
スカスカだと保冷力が落ちます。
初心者がやりがちなNG例
・魚を直氷に放り込む
・氷が足りない
・血抜きをしない
・帰宅まで何時間もそのまま
これで「魚がまずい」と言うのは、魚が可哀想です。
まとめ
魚を水っぽくしないコツは
冷やし方を変えること。
ただ冷やすのではなく
“守りながら冷やす”。
南紀の魚はポテンシャルが高い。
扱い次第で別物になります。
初心者ほど
クーラーボックスを制する。
それが
釣りを一段階上げる最初の一歩です。
釣太郎の海水氷は爆発的に売れています。

