「サワラとブリ、どっちが脂が多いの?」
刺身にするか、焼き物にするか。
脂の量で評価が分かれる魚です。
南紀でもよく釣れる青物代表格。
今回は脂質量・栄養・味の違いをデータ目線で比較します。
基本データ比較(可食部100gあたり)
※一般的な成分値の目安です。個体差あり。
ブリ(養殖・旬)
脂質:約17〜20g
ブリ(天然・平常期)
脂質:約10〜15g
サワラ(通常期)
脂質:約9〜12g
サワラ(寒サワラ・大型個体)
脂質:約12〜15g
結論から言うと、
最も脂が多いのは旬のブリです。
脂の質の違い
脂の量だけでなく「質」も重要です。
ブリ
脂が重厚
舌に残るコク
トロ系
サワラ
上品で軽い
しつこくない
繊細な甘み
ブリは“脂を食べる魚”。
サワラは“身と脂のバランスを楽しむ魚”。
この違いがあります。
EPA・DHA比較
どちらも青魚。
EPA・DHAは豊富です。
ブリ
EPA・DHAが多い
脂質量が多いため総量も多い
サワラ
脂質量はやや少なめ
それでも十分高水準
健康面ではどちらも優秀です。
旬による変化
脂は季節で激変します。
寒ブリ
脂最高潮
刺身最強
春サワラ
脂が乗り始め
焼き物・西京焼き向き
脂質量はブリの振れ幅が大きい。
サワラは比較的安定型。
料理別おすすめ
刺身
濃厚さ重視 → ブリ
さっぱり上品 → サワラ
焼き物
ブリは脂が落ちやすい
サワラは焼いて旨味が出る
西京焼き
圧倒的にサワラ向き
しゃぶしゃぶ
脂の甘みを楽しむならブリ
カロリー比較(100gあたり)
ブリ
約250kcal前後
サワラ
約180〜200kcal
ダイエット中ならサワラ。
満足感重視ならブリ。
南紀で釣れる個体差
南紀のブリは回遊型が多く、
運動量が多いため脂が締まりやすい。
サワラは回遊距離が長く、
脂が乗るタイミングは短い。
釣り人目線では
脂ブリは当たり外れが大きい。
サワラは安定型。
まとめ
脂質量比較
最大脂量はブリ
平均的なバランスはサワラ
脂の重さ
濃厚 → ブリ
上品 → サワラ
栄養面
どちらもEPA・DHA豊富
料理適性
刺身濃厚系 → ブリ
焼き物・西京焼き → サワラ
脂は多ければ正義ではありません。
料理との相性が全てです。
南紀で釣れたら、
その日の体調と調理法で選ぶ。
それが一番贅沢です。

