はじめに:その油断が命取りです
冬の釣り場は極寒です。
「これだけ気温が低ければ、天然の冷蔵庫と同じだから氷はいらないだろう」。
そう考えて、クーラーボックスに氷を入れずに来る初心者の方がいらっしゃいます。
しかし、断言します。 冬であっても、魚を持ち帰るなら「氷」は絶対に必要です。
その理由を知らずに魚を持ち帰ると、後で後悔することになります。
理由1:帰りの車内は「真夏」と同じ
釣り場は寒くても、帰りの車内はどうでしょうか?
冷え切った体を温めるために、暖房をガンガンに効かせますよね。
足元やトランクスペースは、あっという間に20度〜25度を超えていきます。
氷のないクーラーボックス内は、一瞬にして細菌の繁殖に適した温度になります。
人間にとって快適な温度は、魚にとっては「腐敗が進む温度」なのです。
理由2:魚の体液が漏れ出す「悪臭地獄」
氷を入れていないクーラーボックスの中で、魚の鮮度は急速に落ちていきます。
鮮度が落ちると、魚の表面やエラからヌメリやドリップ(体液)が出てきます。
これが強烈な生臭さの原因です。
さらに最悪なのが、密閉が甘いと、その臭い汁が車内のシートやマットに染み込むことです。
一度染み付いた魚の腐敗臭は、クリーニングに出しても完全には取れません。
「氷代数百円」をケチった結果、車の査定額が下がるほどのダメージを負うことになります。
理由3:冬でも起こる食中毒のリスク
「加熱して食べるから大丈夫」と思っていませんか?
サバやアジなどの青魚は、温度管理を怠ると「ヒスタミン」という物質が生成されます。
これは加熱しても消えません。 食べると蕁麻疹や吐き気などのアレルギー様症状を引き起こします。
せっかく釣った美味しい魚で、家族が体調を崩しては元も子もありません。
「美味しく食べる」ためだけでなく、「安全に食べる」ために氷は必須なのです。
冬の釣りでの正しい氷の使い方
冬であっても以下の手順を守ってください。
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出発前に必ず氷を買う 釣れるかどうかわからなくても、氷は「保険」です。
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海水と氷で「潮氷」を作る 魚が釣れたら、海水と氷を混ぜた冷水(潮氷)につけて、一気に芯まで冷やします。
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ペットボトル氷も有効活用 溶けにくいブロック氷や、ペットボトルを凍らせたものを持参するのもおすすめです。
まとめ:釣太郎で氷を準備して、安全な釣行を
「冬だから大丈夫」という根拠のない自信は捨ててください。
魚の鮮度保持と、愛車を悪臭から守るために、氷は季節問わず必需品です。
釣太郎では、溶けにくい良質な氷や、鮮度保持に最適な保冷剤を常備しています。
釣り場に向かう前に、必ず氷を補充していってください。
賢い釣り人になって、冬の美味しい魚を安全に持ち帰りましょう。

