和歌山の豊かな海で獲れる魚を中心に、和食の基本となる「出汁」の主役たちをまとめました。
第1位:真鯛(マダイ)
「魚の王様」は出汁の王様。 上品で透き通った脂と、深いコクが特徴です。 中骨や頭を焼いてから煮出す「潮汁」は、一口飲むだけで多幸感に包まれます。 お祝い事や贅沢な一品に欠かせません。
第2位:飛魚(トビウオ/あご)
近年、空前のブームとなっている「あご出汁」。 脂肪分が少なく、雑味のないスッキリとした甘みが特徴です。 うどんのつゆやラーメンのスープに使うと、独特の香ばしさと上品な旨味が際立ちます。
第3位:真鯵(マアジ)
大衆魚と侮るなかれ、非常に力強い出汁が出ます。 少しクセはありますが、その分「魚の旨味」をダイレクトに感じられます。 干物にした後の骨から取る出汁も、お茶漬けや味噌汁に最適です。
第4位:太刀魚(タチウオ)
紀州和歌山でも人気のターゲット。 太刀魚は身だけでなく、骨からも非常に上品で甘い出汁が出ます。 皮付近の脂に旨味が詰まっているため、炙ってから出汁を取るのがおすすめです。
第5位:笠子(カサゴ/ガシラ)
根魚の代表格、ガシラは濃厚な出汁の宝庫。 小ぶりでも驚くほど濃厚なエキスが出るため、味噌汁との相性は抜群です。 磯の香りと共に、魚の濃厚なパンチを楽しめます。
美味しい出汁を取るための「3つのコツ」
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霜降り(湯通し): 生のまま煮出すのではなく、一度熱湯にくぐらせて冷水で洗い、血合いやヌメリを取り除きましょう。これで臭みが消えます。
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一度焼く: 鯛や鯵の骨は、グリルで軽く焦げ目がつくまで焼くと、香ばしさが加わりコクが深まります。
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煮立てすぎない: 沸騰した状態で長時間グラグラ煮ると、出汁が濁り、えぐみが出てしまいます。弱火でじっくり抽出するのがポイントです。
釣太郎からのワンポイントアドバイス 自分で釣った魚なら、鮮度は抜群です。 持ち帰った後の「アラ」を捨てずに、ぜひ自家製の天然出汁を楽しんでみてください。 みなべの海で釣れた魚の出汁は、スーパーの粉末出汁とは比較にならない香りの高さですよ。

