結論から言うと。
アジが「尺アジ(30cm)」になるまでには、おおよそ2〜3年かかります。
もう少し噛み砕いて説明します。
アジの成長スピードの目安
アジは成長が早い魚ですが。
尺サイズになるには、一定の条件が必要です。
一般的な成長イメージ
・1年目
10〜15cm前後。
いわゆる豆アジ〜小アジ。
・2年目
20〜25cm前後。
脂が乗り始める中アジクラス。
・3年目前後
28〜32cm。
条件が良ければ尺アジ到達。
このため。
最短で約2年。
平均的には2.5〜3年というのが現実的なラインです。
尺アジになれる個体はどれくらい?
ここが重要です。
すべてのアジが尺になるわけではありません。
・外洋に出られた個体
・エサが豊富な海域に当たった個体
・大型魚に食われず生き残った個体
こうした**「勝ち残り組」だけ**が尺アジになります。
確率で言うと。
数%以下とも言われています。
南紀で尺アジが多い理由(重要)
南紀で尺アジが多いのは偶然ではありません。
・黒潮の影響で成長が早い。
・プランクトン量が多くエサが豊富。
・冬でも水温が極端に下がりにくい。
この条件が揃うことで。
2年台で30cmに届く個体が出やすくなります。
その結果。
南紀の寒尺アジは。
「サイズ」だけでなく「脂」も別格になります。
尺アジ=年寄り魚ではない
よくある誤解ですが。
尺アジは
「長生きした老成魚」ではありません。
むしろ。
若くして一気に成長したエリート個体です。
だからこそ。
・身が瑞々しい。
・脂がきれいに回る。
・臭みが出にくい。
食味評価が非常に高くなります。
まとめ
・尺アジ(30cm)になるまで
→ 約2〜3年。
・誰でもなれるわけではない。
→ 生存競争を勝ち抜いた個体のみ。
・南紀は尺アジが育ちやすい環境。
→ 黒潮+エサ+水温。
・尺アジは「年寄り」ではなく
→ 成長エリート。

