釣り人と「ノロウイルス」の関係性について、一見無関係に見えますが、実は冬場の釣行において非常に密接なリスクがあります。

その理由と対策をまとめました。


1. 釣り人がノロウイルスに感染しやすい3つの理由

釣り場という環境は、ウイルス感染のリスクが高まる条件が揃っています。

  • トイレ環境の衛生面 堤防や漁港にある公衆トイレは、不特定多数が使用し、清掃が行き届いていない場合があります。 ドアノブや水を流すレバーにウイルスが付着しているリスクが高いです。

  • 「手洗い」が不十分なままの食事 釣りの最中は、餌や魚を触った手を「ズボンやタオルで拭く程度」で済ませがちです。 その手でオニギリやパンを食べることで、経口感染するケースが多くあります。

  • 寒さと乾燥(シーズンの重複) ノロウイルスが流行する11月〜2月は、グレやアオリイカ、冬の青物などの好シーズンと重なります。 寒さで体力が落ちている時に、乾燥した空気中でウイルスをもらいやすくなります。

2. 釣った魚にノロウイルスはいるのか?

ここも重要なポイントです。

  • 魚そのものは宿主ではない 基本的に、魚(アジ、タイ、イカなど)の体内でノロウイルスが増殖することはありません。 ノロウイルスは「二枚貝(カキ、アサリなど)」の内臓に蓄積されます。

  • ただし「水」には注意 生活排水が流れ込むような場所で釣った魚の表面にウイルスが付着している可能性はゼロではありません。 調理前の真水での洗浄や、加熱調理が重要です。

3. 釣り人ができる対策

ご自身や、お客様(釣太郎の来店客)へのアドバイスとして有効です。

  • 食事前の手洗いを徹底する ウェットティッシュだけでなく、水で洗い流すのが基本です。

  • ノロウイルス対応のアルコールを持つ 通常のアルコール消毒液はノロウイルスには効きにくいです。 「酸性アルコール」や「次亜塩素酸ナトリウム」が含まれたものを持参するのがベストです。

  • 帰宅後の道具洗浄 ウェアやクーラーボックスにもウイルスが付着している可能性があります。 道具を洗った後は、しっかりと手洗いをしましょう。


まとめ

**「トイレの後は必ず手洗い」「食事の前は清潔に」**という基本が、釣り場では疎かになりがちです。

せっかくの釣行が体調不良で台無しにならないよう、冬の釣りは防寒だけでなく、衛生管理も重要です。

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