【徹底究明】同じ魚なのに「激ウマ」「激マズ」と評価が真っ二つ!味が激変する4つの決定的理由

「この魚は最高に美味いから持ち帰ろう!」

「えっ、その魚は臭いからリリースでしょ?」

釣り場でこんな会話をしたことはありませんか?

同じ名前の魚、同じ姿形をしているのに、なぜ人によって、あるいはタイミングによって、

こうも評価が分かれるのでしょうか。

単なる「好き嫌い」ではありません。

そこには、魚の生態や環境、そして釣り人の技術に基づく明確な**「味の格差」**が存在します。

今回は、同じ魚が「絶品」になったり「駄作」になったりする4つの理由を解説します。


見出し1:理由①「食性」と「個体差」の違い

人間と同じように、魚も「何を食べて育ったか」で体質(肉質・匂い)が別物になります。

雑食性の魚ほど差が出る

マダイやブリのような肉食魚に比べ、メジナ(グレ)やクロダイ(チヌ)、アイゴなどの「雑食性」の魚はこの傾向が顕著です。

綺麗な海藻を食べている個体は磯の香りが良いですが、生活排水の多いエリアや、

腐敗したエサを食べている個体は、身に強いアンモニア臭や泥臭さが移ります。

「居着き(同じ場所に住み着く魚)」と「回遊(泳ぎ回る魚)」で味が違うと言われるのも、

普段の食生活の差が大きいためです。


見出し2:理由②「季節」による脂の乗りの落差

魚には「旬」がありますが、その本質は「産卵行動」と密接に関係しています。

産卵前後の天国と地獄

多くの魚は、産卵前(乗っ込み)に栄養を蓄えるため、脂が乗り最高に美味しくなります。

しかし、産卵を終えた直後の個体は、栄養を出し切って痩せ細り、身がパサパサで水っぽくなります。

同じ「マダイ」でも、春の乗っ込みダイと、産卵後の麦わらダイでは、まるで別の魚かと思うほど味が違います。

「マズイ」と言われる時の多くは、この「産卵後の疲れ切った個体」を食べているケースがほとんどです。


見出し3:理由③「処理」による鮮度の決定的な差

これが最も大きな要因です。

評価が低い人の多くは、適切な処理を知らずに食べている可能性があります。

臭みの原因は「血液」と「内臓」

どれほど脂の乗った極上の魚でも、血抜きをせずに放置すれば、血液が腐敗して強烈な生臭さを発します。

逆に、一般的に「磯臭い」と言われる魚でも、釣り上げて瞬時に活け締め・血抜きを行い、

内臓まで処理して持ち帰れば、驚くほどクリアな味になります。

「あの魚はマズイ」というレッテルは、実は「処理が悪かっただけ」という冤罪(えんざい)

である場合が非常に多いのです。


見出し4:理由④「地域性」と「食文化」

地域ごとの調理法の違いも、評価を左右します。

その土地の「正解」を知っているか

例えば「アイゴ(バリコ)」は、関東など一部地域では独特の香りを嫌って捨ててしまいます。

しかし、和歌山県などの南紀地方では、干物にしたり、新鮮なうちに刺身にしたりして「高級魚」として扱います。

「皮の匂いが強いから皮を引く」

「水っぽいから昆布締めにする」

「骨が硬いから唐揚げにする」など、その魚の欠点をカバーし、長所を伸ばす食べ方を知っているか

どうかが、評価の分かれ目となります。


まとめ:その魚、本当にマズイですか?

「この魚は美味しい」

「この魚はマズイ」と一概に決めつけることはできません。

その魚が**「何を食べていたか」「どの季節か」「どう処理されたか」「どう料理されたか」

によって、評価は0点にも100点にもなるからです。

もし「マズイ」という噂のある魚が釣れても、鵜呑みにせず、まずは最高の処理をして食べてみてください。

もしかすると、あなただけが知る「隠れた絶品食材」に変わるかもしれません。

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