アジは釣った後の処理で9割アジが変わデリケートな魚。

アジは確かにデリケートな魚で、釣った後の処理が9割を決めると言われるほど鮮度が命です。
特に和歌山・みなべ・白浜エリアのような近海では、数釣りが楽しめる分、処理をサボると
すぐに「臭み」や「身の柔らかさ」が目立ってしまいます。
ここでは、釣り場から自宅・調理までの最強処理フローをまとめました。
刺身で最高に美味しく食べることを最優先に、初心者でも再現しやすい手順です。
アジの鮮度が落ちる主な原因(これを知るだけで9割変わる)
  • 内臓の酵素による自己消化(特に夏場は爆速)
  • 血合いの残りによる生臭さ・変色
  • 真水接触による身の白濁・旨味流出
  • 常温放置による菌の繁殖

→ つまり「血抜き+即冷却+早めの内臓処理」が鉄則です。釣り場での即時処理(ここで差がつく!)

  1. 釣れた瞬間 → エラ切りor血抜き(30秒以内)
    • 小型アジ(20cm前後):エラの付け根を指で強く引っ張って引き抜く → 血がブワッと出るので海水バケツで軽く血を流す(10〜30秒)。
    • 中型以上:エラ+尾の付け根をハサミで切って血抜き(海水中で2〜3分)。
      → これをしないと血が身に回って翌日には完全に刺身NGレベルに。
  2. 即・海水氷(塩氷)締め
    • 真水氷は絶対NG!身が白くボロボロになります。
    • クーラーボックスに海水+氷(7:3くらい)を用意 → 血抜きしたアジをすぐ投入。
    • 氷が溶けて水位が上がったら海水を足して塩分濃度を保つ。
      → これで6〜8時間はほぼ生食レベルを維持可能。

    ※神経締め(ワイヤー)までは小型アジではほぼ不要。手間と効果が見合わないです。

帰宅後すぐの処理(帰ってから1時間以内が理想)

  1. 内臓+頭+血合い除去
    • 頭を落とす(包丁で首の後ろから一気に)。
    • 腹を肛門から頭方向に切開 → 内臓を全部かき出す。
    • 背骨の下の血合い(赤黒い部分)をスプーンや包丁の先でこそげ落とす。
    • 海水or塩水(水1Lに塩大さじ1)で優しく洗う(真水は短時間でOK)。
      → 血合いを残すと翌朝には確実に臭うのでここは徹底。
  2. キッチンペーパーで完全脱水
    • 水分が残ると菌が繁殖しやすい。胴体の中も丁寧に拭く。
  3. 保存方法別おすすめ
    • 刺身でその日〜翌日食べる → ラップでぴっちり包んで冷蔵庫(0〜4℃)。
    • 2〜3日後まで → 3枚おろしにしてラップ+ジップロックで冷蔵。
    • 冷凍する → 開き干しor真空パック冷凍(1ヶ月以内推奨)。
      → 冷凍前に塩を振って10分置くと臭み抜けが良くなります。

3枚おろし&刺身仕上げのコツ(失敗しないポイント)

  • ぜいご(硬い部分)は尾から頭方向にそぎ取る。
  • 腹骨は薄くそぎ落とす(残すと食感が悪い)。
  • 血合い骨は骨抜きで丁寧に抜く(刺身なら必須)。
  • 皮は頭側から尾側へ一気に引く(新鮮ならツルッと剥ける)。
  • 刺身は厚めに切って1時間以上寝かせると甘みが増す。

まとめ:アジの美味しさを9割決める処理優先順位

  1. 釣り場でエラ血抜き → 2. 海水氷即投入
  2. 帰宅後すぐ内臓+血合い除去
  3. 完全脱水 → 冷蔵or冷凍

この流れを守れば、和歌山の近海アジがスーパーの刺身より明らかに美味しくなります。

特に白浜・みなべ沖の小型アジは脂が乗って最高なので、処理さえ丁寧なら感動レベルです。
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