南紀の冬の風物詩、堤防から釣れる「寒尺アジ」。
なぜこの地域のアジは「日本一美味しい」と称されるのか?
黒潮の恩恵、急峻な地形、そして黄金色に輝く魚体の秘密を解説。
極上の脂が乗ったアジを釣るなら今しかありません。
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冬の南紀で釣り人の心を掴んで離さないターゲットといえば、間違いなく「アジ」です。
しかし、ただのアジではありません。
30センチ、時には40センチを超える巨大な「寒尺アジ」です。
しかも、地元の漁師や食通たちが口を揃えて「ここのアジは日本一だ」と断言するほどのクオリティを誇ります。
なぜ、南紀の堤防から釣れるアジはこれほどまでに特別なのでしょうか?
今回はその美味しさの秘密と、南紀ならではの理由を紐解いていきます。
理由1:黒潮が育む「筋肉質」かつ「脂ノリノリ」のボディ
南紀は本州最南端に位置し、豊かな黒潮が直撃するエリアです。
この黒潮は、アジの餌となるプランクトンを大量に運んできます。 豊富な餌を食べて育つため、まず魚体の成長スピードとサイズが違います。
さらに重要なのが、潮の流れの速さです。 激流とも言える黒潮の影響を受ける海域で泳ぐアジは、常に運動している状態です。
そのため、身が緩むことなく引き締まっています。
「豊富な栄養で脂が乗る」ことと「激流で身が締まる」こと。
この相反するような条件が奇跡的に揃うのが南紀の海なのです。
理由2:回遊型ではなく「居着き」に近い黄金アジ
アジには大きく分けて、沖を回遊する「黒アジ(セグロ)」と、岩礁帯などに定着する「黄アジ(居着き)」の2種類がいると言われています。
一般的に美味しいとされるのは、脂乗りが良い「黄アジ」です。
南紀の沿岸部はリアス式海岸のように複雑で、磯場や岩礁帯が豊富にあります。
そのため、回遊してきたアジが豊富な餌場を見つけて居着き、黄金色に輝く極上のアジへと変化しやすい環境があるのです。
釣り上げた瞬間、背中が黄色く輝き、体高(セッパリ)のあるアジを見たらガッツポーズしてください。
それは間違いなく、高級料亭レベルの食材です。
理由3:ドン深の地形が生む「堤防からの奇跡」
通常、30センチ〜40センチクラスの良型アジや、質の良い居着きアジを狙うなら、船で沖に出る必要があります。
しかし、南紀は陸地からほんの数メートル先で水深が一気に深くなる「ドン深」の地形が特徴です。
この地形のおかげで、本来なら沖にいるはずの大型アジが、餌を求めて堤防のすぐ足元まで回遊してきます。
「船に乗らなくても、手軽な堤防から特大サイズが狙える」
これこそが、南紀の冬釣りが最強と言われる最大の理由です。
初心者の方でも、サビキ釣りやカゴ釣りで、いきなりクーラーボックスに入りきらないサイズを釣り上げることが珍しくありません。
寒尺アジのおすすめの食べ方
この時期のアジは、包丁を入れると刃が白くなるほど脂(ラード)が乗っています。
まずは迷わず「刺身」で食べてみてください。
醤油に脂がパッと広がり、口に入れると濃厚な甘みが爆発します。
また、薬味をたっぷり使った「たたき」や、味噌と合わせた「なめろう」も絶品。
加熱しても身がパサつかず、フワッフワの食感が楽しめるため、アジフライにすると今までの常識が覆るでしょう。
この冬、南紀で「本物」のアジに出会う
寒風吹きすさぶ中での釣りは、確かに過酷かもしれません。
しかし、その先には「日本一」と称される味覚の感動が待っています。
スーパーで買うアジとは次元が違う、釣り人だけが味わえる特権。
この冬はぜひ、南紀の堤防でその重厚な引きと、極上の味を体感してください。
釣太郎(みなべ店・白浜店)では、現地のリアルタイムな釣果情報や、尺アジ狙いに特化した
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