南紀の堤防で狙う12月の尺アジ。
実は高度なテクニックは不要で、釣果の9割は「運(回遊)」で決まります。
しかし、運をモノにするために絶対に欠かせないのが「刺しエサ」です。
なぜ空バリのサビキでは釣れないのか、その理由と攻略法を解説します。
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はじめに:難しいテクニックは捨てていい
30cmを超える巨大なアジを釣るために、プロのような技術が必要だと思っていませんか。
結論から言うと、12月の南紀において、それは必須条件ではありません。
極論を言えば、この時期の尺アジ釣りは「運ゲー」です。
しかし、その運を確実に釣果に変えるためには、たった一つだけ「絶対条件」があります。
今回は、南紀の尺アジ攻略の真実についてお話しします。
南紀の尺アジは「回遊」がすべて
釣果の要因は「そこに群れがいるかどうか」
南紀の堤防における尺アジ釣りは、待ち伏せ型の釣りです。
居着きの魚を技術で食わせるのではなく、沖から回遊してくる群れに当たるかどうかが勝負の分かれ目です。
つまり、どんな名人が竿を出しても、群れが通らなければボウズ(0匹)です。
逆に言えば、初心者であっても、群れが入ってきたタイミングに堤防にいれば、大釣りのチャンスが平等に訪れます。
だからこそ通う価値がある
「運」と言うとネガティブに聞こえるかもしれませんが、これは希望です。
経験年数に関係なく、誰にでも平等にビッグチャンスがあるということです。
ビギナーズラックでクーラーボックス満タン、という夢のような光景が現実にあるのが南紀のポテンシャルです。
運を逃さないための必須条件「刺しエサ」
スキンだけのサビキは見切られる
ここで最も重要なポイントをお伝えします。
回遊があったとしても、夏場のような「疑似餌(スキンやハゲ皮)だけのサビキ」では、尺アジはなかなか食ってきません。
大型のアジは目が良く、警戒心も強いため、ただのビニール片には見向きもしないことが多いのです。
ここで必要になるのが、針に直接付ける「刺しエサ(オキアミ)」です。
「トリックサビキ」や「オキアミ」の準備を
一般的なサビキ仕掛けの針に、SサイズやMサイズのオキアミを一匹ずつ丁寧に付けてください。
あるいは、エサ付けが簡単な「トリックサビキ」を使用するのも非常に有効です。
「本物のエサ」がついているかどうか。
たったこれだけの違いが、隣の人との釣果に10倍の差を生むことさえあります。
実際の釣り方の手順
1. タナは底ベッタリ
運任せとは言え、タナ(ウキ下)の設定だけは間違えないでください。
大型アジは海底付近を泳いでいます。
必ず仕掛けが底に着く深さにウキ止めを調整しましょう。
2. コマセと同調させる
カゴに詰めたアミエビ(コマセ)を振り出し、その煙幕の中に「刺しエサ」が付いた針を漂わせます。
群れさえ回ってくれば、美味しいオキアミを見つけた尺アジが迷わず食いついてきます。
まとめ:運試しに南紀へ行こう
12月の南紀堤防は、一種の宝くじ売り場のようなものです。
当たり(回遊)が出るかどうかは運次第ですが、買わないことには当たりません。
そして、その当選確率を極限まで高めるのが「刺しエサ」という小さな工夫です。
難しいことは考えず、オキアミを持って南紀の海へ出かけてみてください。
運が良ければ、一生の思い出に残るようなアジに出会えるはずです。

