海水氷はなぜ白く濁るのか?

実は
この「濁りこそが釣り人にとってメリット」なんです。
今回は科学的に
そして釣り人視点で
海水氷が白くなる理由をご説明します。


海水氷が白くなる3つの原因

・含まれる塩分
・海水に含まれる微細な不純物(プランクトン・有機物)
・凍るスピードが速すぎること


① 塩分が氷の結晶を乱す

海水には約3.5%の塩分が含まれています。
塩分があると氷の結晶がまっすぐ並べず
氷が濁って固まります。

透明氷はゆっくり時間をかけ
真水だけから作るから透明。
海水は塩分を含みながら一気に凍らせるため白くなります。


② 海水には「目に見えない生物・有機物」が含まれている

黒潮の海水には
大量のプランクトン・藻類・有機物が含まれています。
これらが凍る時に氷の中に閉じ込められ
光を乱反射させます。
その結果、白く濁って見えるのです。

釣太郎の海水氷は
「海水そのまま凍らせたもの」。
フィルターや加工処理は一切していません。
だからこそ自然そのままの氷になります。


③ 急速冷凍することで内部に空気が閉じ込められる

工業用透明氷は
中心からゆっくり凍り
気泡や不純物を排除する製法です。

釣太郎の海水氷は
大量に一気に凍らせるため
空気が逃げ切れず凍ってしまいます。

これも白さの原因となります。


白濁氷のメリット(釣り人目線)

・溶けるスピードが早く冷却力が高い
・魚の身に優しい(急冷による細胞破壊が少ない)
・浸透圧効果で魚の細胞から水が抜けすぎない
・味が落ちない(ドリップ減少)
・海水氷が溶けても魚にダメージがない

つまり
「濁っているほど、鮮度が落ちにくい氷」である
ということです。


真水氷が透明な理由との比較

比較項目 海水氷(釣太郎) 真水氷(家庭・氷屋)
白濁 無色透明
冷却力 高い 普通
魚への影響 やさしい 身が縮むことがある
扱い 現場向き 食用向き
溶けた後 塩水のまま 真水なので魚が弱る

釣り人にとっての結論

海水氷が白いのは
「自然の塩・微生物・空気を含んでいる証」。
決して品質が悪いわけではなく
むしろ釣り人にとって理想的な氷と言えます。

自然の海水をそのまま使っているため
冷却能力が高く
魚の身を守りながら冷やしてくれる。

白く濁った海水氷こそ、鮮度維持に最も適した氷です。


最後に

釣った魚を美味しく持ち帰るには
氷選びが最も重要です。
透明な真水氷より
白く濁った海水氷の方が
鮮度を守る力が圧倒的に高い。

「濁っている=自然な証拠」
釣り人の強い味方です。

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