最初に
10月も終盤。
「そろそろ秋イカのピークかな?」と思いきや、まだ水温は26度台。
実は南紀地方のアオリイカにとっては、まだ“夏の延長線”のような状態です。
現在の水温は26度台 ― まだ夏の海
10月27日現在、和歌山県南紀地方(白浜・すさみ・串本エリア)では、
沿岸水温がおおむね26℃前後をキープしています。
これは例年に比べてもやや高めの数値。
黒潮の分流が依然として沿岸に寄っており、暖かい潮が居座っています。
アオリイカは水温が25℃を下回るころから徐々に活性が上がり、
23℃前後がもっとも釣りやすくなるとされています。
なぜ23℃が“適水温”なのか?
アオリイカは変温動物で、水温が下がると代謝が緩やかになり、
逆に上がりすぎると酸素消費量が増え、やや動きが鈍くなります。
23℃前後は――
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活性が高く、ベイトをよく追う
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夜間も浮き気味でエギに反応しやすい
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小型から中型個体まで幅広く狙える
という、まさに**「秋の黄金温度」**なのです。
26℃ではどうなる?
現在のように26℃前後の状態では、
アオリイカはまだ深場(4〜10m前後)を中心に活動している傾向があります。
そのため、エギングでは以下のような工夫が必要になります。
対応策
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ノーマルタイプのエギ(沈下スピード約3秒/m)を使用
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日中はディープレンジ狙い
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夜は潮通しの良い堤防先端や地磯で勝負
逆に言えば、シャローエリアに差してくるのはもう少し先。
水温があと2〜3℃下がると、いよいよ本格的な浅場シーズン到来です。
今狙うならどのポイント?
南紀地方では、エリアによって水温の下がり方に差があります。
| エリア | 水温傾向 | 現在の釣況 |
|---|---|---|
| みなべ〜白浜 | やや高め(26.3℃前後) | 深場中心。朝マズメ狙いが有効 |
| すさみ〜江住 | 徐々に低下傾向(25.8〜26℃) | 中層に浮く個体が増加 |
| 串本 | 黒潮の影響大(26.5℃前後) | 水温高く、夜の方が反応良し |
釣行するなら、日没後の水温が下がる時間帯を狙うのがベストです。
今後の見通し
天気予報によると、来週以降は北西風が強まる日が増える見込み。
この風が入ると、沿岸の表層水温が一気に下がるため、
11月上旬〜中旬にかけてがエギングの最盛期となりそうです。
特に23℃台に突入すると、小型個体から良型(800g〜1.2kgクラス)まで一気に活発化。
ヤエン釣りやウキ釣りでも釣果が安定してくる時期になります。
釣太郎スタッフからひとこと
「まだ“夏イカ”が中心ですが、エギを深く沈めれば十分狙えます。
水温が下がり始めた瞬間がチャンス。11月初旬、きっと一気に爆発します。」
要約
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10月27日現在の南紀水温は26℃台
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アオリイカの適水温は23℃前後
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今は深場中心、これからが本番
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11月上旬〜中旬がシーズンピーク予想
焦らず、準備を整えておくタイミングです。
エギ、ギャフ、活アジ、海水氷――すべて揃えて、南紀エギングの本格開幕に備えましょう。


