和歌山・南紀エリアの磯釣りで人気の魚「コロダイ」。
しかし今回、釣太郎みなべ店に入荷した個体は、見慣れたコロダイとはまるで別物でした。
金色の縞模様が強く浮き出ており、全体的に体色も淡く、光の角度によって青みが差す。
スタッフの間でも「こんなの見たことない」と話題になった“激レア個体”です。
🟡 コロダイの特徴とは
コロダイはスズキ目イサキ科に属し、成魚になると60〜80cmほどに成長します。
若魚期は体側に黒い縞模様がくっきり入るのが特徴で、成長するにつれこの模様は薄くなり、灰色〜銀色に変化します。
磯釣りでは引きが非常に強く、グレ狙いの外道として知られつつも、食味がよく人気が高い魚です。
🌀 今回の個体が「異常」と言える理由
写真の個体をよく見ると、次のような点が通常のコロダイと異なります。
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体全体に黄金色の網目模様が残っている
通常は成長とともにこの模様が消えるが、はっきりと残っている。 -
顔面の縞がより鮮明で、青光りしている
まるで南方系魚類のような発色をしており、光沢が強い。 -
鰭(ヒレ)が灰青色に近い
一般的な個体よりも色が淡く、明らかに色素分布が異なる。
これらの特徴は「突然変異」あるいは「環境による色素異常」と考えられます。
🧬 突然変異か、それとも環境差か?
コロダイは南方系の海域から黒潮に乗って回遊してくることもあり、
水温・海流・底質(砂地や岩礁)によって体色が変わることが知られています。
ただし、ここまで模様が強く残った成魚は非常に珍しく、
メラニン色素の発現が抑制された突然変異(レウシズム個体) の可能性も否定できません。
南紀地方は黒潮の影響を強く受けるため、
「温暖系突然変異型」コロダイが出現しても不思議ではないのです。
✨ 見る角度で輝く“海のアート”
この個体は写真では伝わりきらないほど美しく、
実物を見るとまるで金属光沢を帯びているように輝いています。
釣太郎スタッフの間では「まるで美術品」とも評され、
来店者の多くが立ち止まって写真を撮っていました。
🍽 食味は変わるのか?
体色が変わっていても、基本的な肉質や味には影響がありません。
身は白くしっかりしており、刺身・煮付け・塩焼きどれも上品な旨味が味わえます。
ただし、美観が優れているため「観賞魚的な価値」もあり、
釣り上げた際はぜひ写真に残すことをおすすめします。
📍 釣太郎スタッフコメント
「30年以上釣りをしていますが、このタイプの模様は初めて見ました。」
「コロダイの中でも特別な1匹。自然の神秘ですね。」
🧭 まとめ
・今回のコロダイは、通常個体とは異なる黄金縞模様のレア個体。
・突然変異(色素変化)か、黒潮由来の地域差による発色の可能性が高い。
・釣太郎みなべ店での展示記録として、今後も観察を継続予定。
自然界では、ほんのわずかな条件の違いが
このような“奇跡の一匹”を生み出すことがあります。
釣り人として、こうした出会いはまさにロマンです。


