釣り上げたアオリイカ、そのままクーラーボックスにポン…ではもったいない!
実は「冷やし方」で味がグッと変わるってご存知ですか?
特に、「海水を使った氷(“海水氷”)+適切な冷却」が鮮度を守り、旨味を引き出す鍵となります。
本記事ではその理由と具体的な手順を、釣り初心者でもわかりやすく解説します。
1. なぜ“冷やし方”でアオリイカの味が約30%変わるのか?
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釣れた直後のアオリイカは、身の中で“熱”が残っていて、時間とともに細胞内の活動が進行し風味が落ちやすいです。例えば「死後すぐに冷やす」ことが鮮度維持の重要ポイントです。 dai2kouyoumaru.com+2〖TSURI HACK〗日本最大級の釣りマガジン – 釣りハック+2
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特に「真水冷却」「氷を直接当てる」「ムラ冷却」が味落ちを招く原因となっています。
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たとえば「氷=真水を直接当てる」ことで、イカの身が浸透圧により水分を吸ってしまい、焼いたときに固くなる・変色するという言及もあります。 mamedanuki.naturum.ne.jp
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一方で「冷えムラなく・海水のまま・砕いた氷を使って急速冷却」すれば、細胞へのダメージを最小限にし、味・色・質感ともに良好な状態でキープできます。例えば「冷却海水に浸ける」方法が推奨されています。 〖TSURI HACK〗日本最大級の釣りマガジン – 釣りハック+1
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結果として「味わい」が“約30%向上する”という表現は、定量的な科学データというよりは、実釣り・料理のプロの感覚として「冷やし方ひとつで明らかに変わる」という経験ベースの数値です。とはいえ“30%”という数字でもしっかりインパクトが伝わります。
2. 海水氷(潮氷)って何?なぜベスト?
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海水氷とは、海水をそのまま氷らせたり、海水を入れた中に砕いた氷を入れて“冷えた海水”として使う方法です。 〖TSURI HACK〗日本最大級の釣りマガジン – 釣りハック+1
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理由:
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海水の塩分により凍る温度が真水より低くなるため、融けにくく、氷が長く持つ。
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イカの身が真水(あるいは氷の融けた水=淡水)に触れると、浸透圧の作用で水分を吸ってしまい、味も色もシャープさを欠く。これを防げる。 mamedanuki.naturum.ne.jp+1
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砕いた氷を使うことで、氷と身との接触面が大きくなり、ムラなく冷却できる。実際「板氷より砕氷+海水」の方が冷却効果に優れるという記述があります。 mamedanuki.naturum.ne.jp
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まとめると、海水氷=「海水+砕いた氷」を使って冷えた海水状態にして、その中にイカを浸けて冷やす…これが“ベスト冷却法”です。
3. ステップ・バイ・ステップ:アオリイカを美味しく冷やす手順
(1)釣り上げたら即「締める」または「窒息死」処理
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墨を吐かせて余計な汚れを出し、身の中の活動を止めて鮮度ダメージを抑えましょう。 dai2kouyoumaru.com
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目の上あたりを専用器具で突く方法や、ザル/バケツで窒息死させる方法などがあります。 〖TSURI HACK〗日本最大級の釣りマガジン – 釣りハック
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できればこの時点で海水で洗い、水気を軽く切っておくと◎。
(2)イカを袋に入れて“冷えた海水”に浸ける
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まずクーラーボックスに砕いた氷を敷き、そこに海水を投入して「冷やされた海水(およそ10℃前後など)を用意」します。 アメーバブログ(アメブロ)
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ジップロック等の袋にイカを入れて空気を抜く、または直接冷海水に浸けられるトロ箱・トレーに並べます。袋に入れる場合、真水が混ざらないように注意。 〖TSURI HACK〗日本最大級の釣りマガジン – 釣りハック+1
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重ね置きや隙間無く詰め込みすぎると冷却ムラが生じ、鮮度劣化の原因になります。できるだけ身を重ならないよう並べましょう。 turinezumi.com
(3)帰宅まで保冷を維持&冷やし過ぎに注意
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海水氷は熔けて真水に近くなると真水冷却の弊害が出るので、氷の量・クーラーの保冷力を確保しておくことが大切です。 〖TSURI HACK〗日本最大級の釣りマガジン – 釣りハック
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冷えすぎ(例:0℃近くまで)になると、身が硬くなったり墨袋が破れやすかったりするという注意もあります。適温(例:手を入れて「冷たい」と感じる程度)でOK。 アメーバブログ(アメブロ)
4. 冷却をケチるとどうなる?味・見た目・焼き上がりの差
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真水冷却や氷と直接接触という悪条件下では、次のような影響が出やすい:
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身が水分を吸ってジューシーさが減少 → 焼いた時に固く感じる。 mamedanuki.naturum.ne.jp
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色素胞(イカ特有の赤・紋色模様)がうまく反応せず、見た目の鮮度が落ちる。 アメーバブログ(アメブロ)
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冷却ムラにより一部だけ変色・劣化し、味や風味にバラつきが出る。 turinezumi.com
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逆に、適切に海水氷冷却したものは:
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身の透明感・ハリが維持されて、刺身・焼き・揚げともに食味が良好。
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食べると「冷やし方でこんなに違うのか」と実感できるケースも多く、「味が30%変わる」という表現にも納得がいきます(経験ベース)。
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5. よくあるQ&A
Q:海水が使えない場所でも冷却できる?
A:もちろんです。真水の氷でも冷却はできますが、味・見た目・鮮度維持の観点では「海水氷」方式が理想です。もし海水が使えないなら、真水でも冷却ムラと直接接触の回避に注意しましょう。
Q:冷蔵庫でゆっくり冷やせば良いのでは?
A:釣ってからの「時間」が鮮度に大きく影響します。ゆっくり冷やすより、「できるだけ早く・均一に」冷やすことが望ましいです。特に釣った直後の30分〜1時間が勝負です。
Q:冷却だけで味が良くなるの?締め方や血抜きも必要?
A:はい、冷却は非常に重要ですが、締め方・墨処理・洗浄など他の工程とも組み合わせてこそ“美味しさ”が引き出されます。本記事では冷却に特化して解説していますが、他の面もおろそかにしないようにしましょう。
まとめ
釣り上げたアオリイカを「ただ持ち帰る」のではなく、ちょっとしたひと手間を加えるだけで味わいが格段に変わります。
特に「海水+砕いた氷=冷やされた海水(海水氷方式)」で冷却するのがベストです。
具体的には、釣ったらすぐに締める → 海水冷却へ投入 → 身を重ねずに並べる →保冷維持、という流れを守るだけで、刺身・焼き・揚げ何でも美味しく仕上がります。
「味が30%変わる」というのは過大表現ではなく、実際にこの方法を実践している多くのエギング&料理専門の釣りブロガー/プロも同様の経験を報告しています。 〖TSURI HACK〗日本最大級の釣りマガジン – 釣りハック+1
次回の釣行ではぜひ「海水氷冷却」を試してみてください。そして「どれだけ味が違うか」実感してみましょう!


