アオリイカがエギを抱く理由は「本能的反射」だった!エサと誤認していない科学的根拠とは

「アオリイカはエギをエサと勘違いして抱く」

多くの釣り人がそう思いがちですが、実はそれは半分正解で半分間違いです。

アオリイカがエギに反応して飛びつく理由は、単なる空腹ではなく、反射的な攻撃・興奮行動によるものなのです。


目次

  1. アオリイカの「視覚」と「反射行動」

  2. なぜエギに反応するのか?その科学的理由

  3. エサではなく「動き」に反応している

  4. イカが抱く瞬間の心理状態

  5. エギング上達のための行動パターン理解


アオリイカの「視覚」と「反射行動」

アオリイカの視覚は、魚類の中でもトップクラス。

網膜の構造は人間に近く、色よりも動きと明暗の変化を敏感に察知します。

つまり、イカは「何であるか」よりも「どう動くか」で判断します。

エギが小魚のようにダートしたり、沈んだりすると、瞬時に反応して触腕を伸ばします。

これは「捕食反射」と呼ばれる生理的反応です。


なぜエギに反応するのか?その科学的理由

エギには本物の匂いも味もありません。

それでもイカが反応するのは、動きとシルエットが生きたベイト(エサ)に似ているから

アオリイカの脳には、動く影を「捕まえる対象」として認識する神経回路があります。

たとえ偽物でも、一定の動きをすれば「反射的に抱く」プログラムが作動します。

さらに春の大型シーズンでは、産卵期に入るため縄張り意識も高まり、

「近づくもの=敵」として攻撃するケースもあります。


エサではなく「動き」に反応している

実際、エギを完全に静止させるとイカは抱きません。
しかし、軽くシャクって動きを与えると途端に反応します。

これは「空腹による捕食」ではなく、「動いたから反応した」という反射行動。
いわばカエルが動く虫を舌で取るような本能的行動です。

つまり、エギングとは「イカを騙す釣り」ではなく、
「イカの反射神経を刺激する釣り」なのです。


イカが抱く瞬間の心理状態

抱きつく直前のアオリイカは、警戒と興奮が入り混じった状態です。
真正面からではなく、横や後ろからスッと近づくのが特徴。

そして、腕を広げるようにして一気に捕獲します。
その瞬間、脳内の神経伝達物質「ドーパミン」が活性化し、捕食スイッチが入ります。
まさに「理屈よりも本能が動いた瞬間」です。


エギング上達のための行動パターン理解

アオリイカは以下の3つの要因で抱きます。

・視覚的興奮(動き・光・反射)
・反射行動(本能的な捕食スイッチ)
・攻撃反応(縄張り・興奮状態)

そのため、釣果を上げるには「リアルさ」より「動きの質」を重視すること。
エギをリアルに見せるよりも、「間(ま)」や「テンションフォール」で
イカのスイッチを入れる方が効果的です。


まとめ

アオリイカはエギを「エサ」として見ているわけではありません。

動くものに反応する生き物であり、本能的な反射行動・興奮反応によってエギを抱きます。

エギングとは、イカの理性ではなく本能を刺激する釣り

動き・速度・間の3要素を意識すれば、釣果は確実に変わります。

要約

アオリイカは「エサと間違えて」エギを抱いているのではなく、

動きや反射光、波動などに反応して本能的に捕獲します。

その反射行動を理解すれば、エギングはもっと深く、もっと楽しくなります。


FAQ(構造化データ付き)

Q1:アオリイカはエギをエサと思っているの?
A1:いいえ。動くものへの反射反応や攻撃行動で抱くことがほとんどです。

Q2:どんな動きに反応するの?
A2:急なダートやゆっくり沈むフォールなど、速度変化がある動きに特に反応します。

Q3:静止していても釣れる?
A3:止まっているだけでは抱きません。動きや波動が刺激になることが条件です。

アオリイカは「エサと間違えて」エギを抱いているのではなく、
動きや反射光、波動などに反応して本能的に捕獲します。
その反射行動を理解すれば、エギングはもっと深く、もっと楽しくなります。釣太郎

 

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