アオリイカのウキ釣り:鼻掛けと背掛けの違いとは?メリット・デメリットを徹底解説

アオリイカのウキ釣りでは、活アジの付け方ひとつで釣果が大きく変わります。
特に重要なのが「どこに針を掛けるか」。

代表的なのは次の2種類です。

  • 鼻掛け(はなかけ)

  • 背掛け(せかけ)

どちらも一長一短があり、状況によって使い分けることが釣果アップの鍵となります。

この記事では、釣太郎スタッフが実際の現場で検証したデータをもとに、

鼻掛けと背掛けの特徴・利点・欠点・使い分け方を詳しく解説します。


鼻掛けの特徴

鼻掛けとは、活アジの「鼻の軟骨部分」に針を通して泳がせる方法です。

アジが自然な姿勢で泳ぎやすく、動きが安定するのが大きな特徴です。

✅ メリット

  1. 自然な泳ぎでアオリイカに違和感を与えない
     鼻の先に掛けることで、アジが頭を下げず水平姿勢を保ちやすくなります。
     アオリイカが追尾した際も、違和感を覚えにくく食いつきがスムーズです。

  2. 泳ぎの持続力が高い
     水流の抵抗を最小限に受けるため、長時間元気に泳ぎ続けられます。
     特に潮の流れが弱い時や、ウキ下が浅い状況に最適。

  3. 釣り場全体を探れる
     活アジが自然に泳ぎ回るため、広範囲を探る「回遊型の釣り」に向いています。

⚠️ デメリット

  1. 深場ではアジが浮きやすい
     浮力があるため、狙いたいタナより上に上がりがち。
     深めのポイントでは仕掛けが安定しにくいことがあります。

  2. アジが波に流されやすい
     風や潮の影響で泳ぎすぎると、仕掛けが絡むことも。

  3. 強風時はウキ姿勢が乱れる
     鼻に掛けた場合、ウキが不安定になり、アタリが出にくくなることもあります。


背掛けの特徴

背掛けは、活アジの背びれの後ろあたりに針を掛ける方法です。

アジがやや下を向いて泳ぐため、深めのタナをキープしやすくなります。

✅ メリット

  1. タナを安定させやすい
     背に掛けることでアジがやや下を向き、一定の深さを維持。
     中層〜ボトム狙いに非常に有効です。

  2. アオリイカが乗りやすい姿勢
     背中を狙うアオリイカにとって自然な位置。
     「背中から抱きつく」イカの習性にマッチします。

  3. 潮の流れが速い時に有効
     潮に逆らわず、やや沈む姿勢で泳ぐため、仕掛けが安定。
     風や波がある日でもタナをキープしやすいのが強みです。

⚠️ デメリット

  1. アジの体力消耗が早い
     背に掛けると泳ぐ抵抗が大きくなり、長時間の釣りでは弱りやすい傾向があります。

  2. 浅場では動きが鈍くなる
     浅いポイントではアジが底を這うように泳ぎ、アピール力が低下。

  3. 抱きつき後に外れやすいことも
     イカが噛んだ際、背中が破れやすく、針掛かりが甘くなることもあります。


鼻掛けと背掛けの使い分け

状況 推奨の掛け方 理由
潮がゆるい・浅場 鼻掛け 自然に泳ぎ回り、広範囲を探れる
潮が速い・深場 背掛け タナを安定させ、沈み気味の泳ぎでアピール
風が弱く穏やか 鼻掛け アジが長時間元気に泳ぐ
強風・波あり 背掛け 流されにくく安定
朝マズメ・回遊待ち 鼻掛け 活発なアジで広範囲を探索
夜・底狙い 背掛け 深場の大型イカ狙いに効果的

釣り人への結論

アオリイカのウキ釣りでは、「アジの泳ぎ」と「潮の状況」を見て使い分けることが大切。

鼻掛け=浅場・静穏・回遊狙い向き

背掛け=深場・潮流・安定重視向き

この2つを状況で切り替えられる釣り人は、確実に釣果を伸ばせます。

特に春の大型アオリイカや秋の新子狙いでは、掛け方の違いが明暗を分けます。


要約

鼻掛けは「自然な泳ぎと広範囲探索」に優れ、背掛けは「タナの安定と深場攻略」に強い。

潮の速さ・風の強さ・水深に応じて掛け方を使い分ければ、釣果は確実にアップする。

特に大型アオリイカ狙いでは、背掛けが安定・鼻掛けが誘い型という意識がポイント。

アオリイカうき釣り。鼻掛けは「自然な泳ぎと広範囲探索」に優れ、背掛けは「タナの安定と深場攻略」に強い。 潮の速さ・風の強さ・水深に応じて掛け方を使い分ければ、釣果は確実にアップする。釣太郎

 

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