1. 穴釣りとは?
穴釣りとは、テトラポットの隙間や岩の割れ目など、「魚が隠れている場所」に仕掛けを落とし込む釣り方です。
基本的には「置き竿ではなく、手持ちで狙う」のが特徴で、アタリがあった瞬間に素早く引き上げるのがコツ。
防波堤や磯、港内など、さまざまな場所で楽しめます。
2. 主に釣れる魚の種類
● カサゴ(ガシラ)
穴釣りの代表格。
岩陰やテトラの隙間を好み、昼でも釣れます。
体表のトゲに注意が必要ですが、刺毒はありません。
唐揚げ・煮付け・味噌汁など、食味は最高クラスです。
● ソイ(ムラソイ・クロソイなど)
ガシラと似た見た目で、やや大型になることも。
夜釣りでも活性が高く、冬場に狙いやすい魚です。
脂が乗った白身で、刺身にも向きます。
● アイナメ(アブラメ)
冷水を好み、冬~春にかけてよく釣れます。
テトラや岩場の奥に潜んでおり、引きも強烈。
煮付け・塩焼き・刺身すべて美味。
● クジメ
アイナメに似ていますが、体色がくすんでいて小型。
食味はやや劣りますが、よく釣れるため初心者に人気。
● メバル
夜の穴釣りでよく釣れるターゲット。
同じ場所に群れていることが多く、数釣りが可能。
上品な白身魚で、塩焼きが絶品です。
● ハタ類(オオモンハタ・キジハタなど)
温暖な海域ではハタ類も穴釣りでヒットします。
強烈な引きが特徴で、大型個体は高級魚として人気。
夏~秋が狙い目です。
● ベラ・オコゼ・ギンポ類
エサ取りとして知られる魚も多くかかります。
中でもギンポ(ダイナンギンポ)は意外と美味しく、天ぷら向き。
3. 季節ごとのおすすめターゲット
| 季節 | 釣れる魚 | 特徴 |
|---|---|---|
| 春 | アイナメ・メバル | 産卵前後で活性高い |
| 夏 | カサゴ・ハタ類 | 浅場でも釣りやすい |
| 秋 | カサゴ・ソイ | 数・型ともに好調 |
| 冬 | アイナメ・ソイ | 寒いほど脂がのる |
4. エサ・仕掛け・釣り方のポイント
● エサ
・オキアミ
・青イソメ(万能)
・岩イソメ
・エビ・カニ・魚の切り身
生きエサを使うと食いが良く、特にアオイソメは最強クラス。
● 仕掛け
・ブラクリ仕掛け(オモリと針が一体型)
・胴付き仕掛け(2本針タイプ)
・中通しオモリ+チヌ針
オモリは重め(10〜20号)を選ぶと風に流されにくく、穴の奥までスッと落とし込めます。
● 釣り方
-
穴を見つけたら、ゆっくり仕掛けを落とす
-
着底したら数秒待つ
-
反応がなければ数cmずつ動かす
-
「コンッ」と来たらすぐ合わせる
一つの穴に固執せず、テンポよく探っていくのがコツです。
5. 注意すべき危険魚とケガ防止策
穴釣りではトゲや毒を持つ魚も混じります。
-
オニオコゼ(強毒あり)
-
ゴンズイ(毒棘あり)
-
ハオコゼ(小型でも刺されると激痛)
釣れた魚は素手で触らず、フィッシュグリップやプライヤーを使いましょう。
また、テトラ上では滑落事故も多いので、必ず滑り止め付きブーツ・ライフジャケットを着用してください。
6. まとめ(初心者へのアドバイス)
穴釣りは、竿1本で始められるシンプルな釣り。
魚の反応が目に見えて分かるため、子どもや初心者にもおすすめです。
・エサはアオイソメ
・仕掛けはブラクリ
・狙いはテトラや岩の隙間
これさえ守れば、誰でも手軽にガシラやソイが釣れます。
食べても美味しく、根魚の魅力にハマる人が多いのも納得です。
内部リンク案
-
[ガシラ(カサゴ)の特徴と釣り方まとめ]
-
[テトラポットでの釣り方のコツ]
-
[根魚を安全に持つためのフィッシュグリップの選び方]
要約
穴釣りは「手軽・簡単・よく釣れる」の三拍子がそろった釣り。
狙える魚はカサゴ・ソイ・アイナメ・ハタ類など。
特にガシラは初心者の入門ターゲットとして最適です。

