釣った魚の目が、時間が経つと白く濁ってくることがあります。
「腐っているのかな?」「鮮度が落ちたサイン?」と感じる方も多いでしょう。
実はこの“白濁”には、魚の体の構造と死後の変化が深く関係しています。
この記事では、魚の目が白く濁る理由を科学的にわかりやすく解説し、鮮度を保つための保存方法も紹介します。
🐟魚の目が白く濁るのはなぜ?
魚が死んだ後、目が白くなるのは角膜の乾燥とタンパク質の変性が主な原因です。
生きている間は、目の表面(角膜)が涙のような液で常に潤い、透明な状態を保っています。
しかし死後は循環が止まり、水分が失われていくため、角膜が乾燥して白く曇って見えるのです。
また、魚の目には「透明なゼラチン状の水晶体」があります。
これが熱や時間の経過によって変性し、**白く固まる(ゆで卵の白身のようになる)**現象も白濁の一因です。
👁魚の目の構造を簡単に理解しよう
魚の目は大きく分けて以下の3層で構成されています。
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角膜(かくまく) … 透明な外側の膜。乾くと白く濁る。
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水晶体(すいしょうたい) … 光を集めるゼリー状のレンズ。加熱や変性で白濁。
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硝子体(しょうしたい) … 眼球内部の透明ゼリー。時間が経つと濁りが進行。
つまり、魚が死んだ後に白くなるのは、これらの層の「水分が抜け、タンパク質が固まる」ためです。
⚗死後に起きる3つの変化
魚の目の白濁は、主に次のようなステップで進みます。
① 乾燥
表面の水分が失われ、角膜が曇り始めます。
潮風や直射日光に当たると、10〜30分で濁りが始まることも。
② タンパク質変性
魚の体温・外気温によって、水晶体がゆで卵のように白く凝固します。
気温25℃を超えると特に早く進行します。
③ 細菌分解
放置時間が長くなると、目の内部で細菌が増殖し、完全に白濁。
腐敗臭を伴うようになれば、鮮度はかなり落ちています。
❄白く濁るスピードを遅らせる方法
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死後すぐに冷却する
→ 氷や海水氷で10℃以下に保てば変性は大幅に遅くなります。 -
直射日光を避ける
→ 紫外線は角膜を劣化させるため、日陰で保管。 -
水洗いしすぎない
→ 真水に長時間つけると、目の細胞が浸透圧で壊れ、白濁が早まります。
🧊海水氷で目が濁りにくい理由
釣り人の間で人気の「海水氷(釣太郎では1kg200円・3kg400円)」は、
魚の目の透明感を長持ちさせる上で理想的です。
理由は以下の通り。
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浸透圧が同じため、角膜細胞が壊れない。
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海水氷は0℃以下でも凍りにくく、ゆっくり均一に冷やせる。
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真水氷よりも乾燥を防ぐため、目が白くなりにくい。
このため、釣りたての魚の「黒く澄んだ目」を長時間キープできます。
🎣釣り人が実践すべき保存のコツ
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クーラー内は氷+少量の海水で冷却
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魚を直接氷に触れさせず、袋やビニールで包む
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釣行後は早めに血抜き&内臓処理
これらを守るだけで、目の濁りはもちろん、身質の透明感も大きく変わります。
🧾まとめ(要約)
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魚の目が白く濁るのは、乾燥・タンパク変性・細菌分解が原因。
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氷で冷却・日光を避ける・真水を控えることで防げる。
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海水氷は目の透明感を保つ最強の冷却法。
魚の「目の輝き」は、鮮度のバロメーターです。
せっかく釣った魚を最高の状態で持ち帰るために、今日から保存方法を見直してみましょう。


