潮の流れは変わるのに、なぜ釣りのポイントは変わらないのか?

良い質問ですね。
「潮の流れは刻々と変わるのに、釣り人が狙うポイント自体は変わらない」理由は、海の構造と魚の習性にあります。


① 地形は変わらないから

・潮の流れは時間や潮汐によって変化します。
・しかし、海底の地形(磯・シモリ・瀬・駆け上がり・カケアガリ・砂地の切れ目など)は基本的に一定。
・魚は「地形+潮流」の組み合わせで集まるため、潮が動いても「地形が作る好条件の場所」は変わりません。


② 潮が変わってもエサが集まりやすい「地形スポット」

・潮目やヨレは刻々と動きますが、それを作る起点は根や岬などの固定物です。
・根の際、潮通しの良い岬先端、湾奥の溜まり場などは、潮が変わっても常にエサが溜まりやすい。
・結果的に魚もそこに居着きやすい。


③ 魚は「潮」より「居心地の良い地形」を優先する

・魚は流れに逆らって泳ぎながら、体力を節約できる場所を好みます。
・流れのヨレ・反転流・かけ上がりの裏側などは、潮の方向が変わっても「休めるポジション」として機能します。
・特にアオリイカや根魚(カサゴ、グレ、チヌなど)は、こうした「一定の隠れ場所」に付く傾向が強いです。


④ 例:アオリイカの場合

・岬の張り出しや沈み瀬の際は、潮が上げでも下げでも必ず「潮が当たる面」と「反転流になる裏」ができます。
・この「当て潮+反転」の構造は変わらないので、アオリイカはその近くに常に潜んでいます。
・だから潮の向きが変わっても、狙うポイント自体は大きく動かないのです。


まとめ

潮の流れは時間ごとに変わるけれど、
・魚が休める場所
・エサが溜まる場所
・潮がぶつかってヨレを生む地形

これらは海の「固定された構造」によって決まっているので、釣りのポイントは基本的に変わりません。

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