「青魚=体に良い」と言われるのは、DHA・EPA・ビタミンDなどが豊富だから。
しかしその中でもサンマは別格の存在です。
イワシ・サバ・アジと比べても群を抜く栄養価を誇り、まさに青魚の王様と言えるでしょう。
本記事では、サンマがなぜこれほど優れているのか、科学的データと釣り人の視点から徹底解説します。
青魚に共通する健康効果
・DHAが脳の働きを活性化し、記憶力向上や認知症予防に効果
・EPAが血液をサラサラにし、動脈硬化や心筋梗塞のリスクを低下
・ビタミンDがカルシウム吸収を促し、骨や歯の健康をサポート
これらの効果を持つ青魚は、イワシ・サバ・アジなど日本の食卓に欠かせない存在です。
しかしサンマは、これらの魚をさらに上回る栄養を秘めています。
サンマの栄養がダントツな理由
・脂質の含有量が多い
サンマは季節によって脂が乗り、DHA・EPAの含有量がイワシより約20%、サバより約30%高いというデータも。
・回遊距離が長い
北太平洋を大回遊するため、長距離移動に必要なエネルギー源として脂を豊富に蓄える。
・旬と漁期が重なる
脂が最も乗った秋に漁獲されるため、出荷時の栄養価がピーク。
栄養比較(100gあたり平均)
| 魚種 | エネルギー(kcal) | 脂質(g) | DHA(mg) | EPA(mg) | ビタミンD(μg) |
|---|---|---|---|---|---|
| サンマ | 約310 | 約19 | 約2,200 | 約1,500 | 約19 |
| イワシ | 約210 | 約11 | 約1,600 | 約1,000 | 約12 |
| サバ | 約230 | 約13 | 約1,400 | 約900 | 約12 |
| アジ | 約120 | 約5 | 約600 | 約400 | 約5 |
※数値は文部科学省食品成分データベースをもとにした目安
この表を見るだけで、サンマが青魚最強であることが一目瞭然です。
特にビタミンDは骨の形成を助け、免疫力を高める働きがあり、他魚種を大きく引き離しています。
釣り人が実践したい鮮度保持のコツ
・サンマは脂質が多いため酸化が早い
・釣り上げたら海水氷で一気に冷却すると、酸化防止効果が約30%アップ
・真水氷より海水氷の方が浸透圧が魚体に近く、身割れや白濁を防ぎやすい
釣りたてのサンマを最高の状態で持ち帰るなら、海水氷+活締めが最強コンビです。
食べ方のポイント
・刺身や炙りで生の脂をそのまま味わうとDHA・EPAを最大限摂取可能
・塩焼きは脂を落としすぎないため、焼き網よりグリルがおすすめ
・缶詰は油に溶け出した栄養が汁に含まれるため、汁ごと食べると栄養満点
まとめ
サンマは、イワシ・サバ・アジと同じ青魚でありながら
・DHA・EPA・ビタミンDがダントツ
・旬に脂が乗るタイミングで流通
・釣っても食べても高い満足感を得られる
これらの理由から、まさに青魚の王様=食べるサプリメントと言えます。
秋の釣りや食卓にぜひ取り入れ、サンマのパワーを存分に楽しみましょう。
FAQ(構造化データ対応)
Q1. サンマは他の青魚より太りやすい?
A1. 脂質は多いものの、EPAが脂肪燃焼を助けるため過剰摂取しなければ太りにくい魚です。
Q2. サンマを毎日食べても大丈夫?
A2. 高栄養ですがプリン体も含むため、週2〜3回が目安です。
Q3. 缶詰でもDHA・EPAは摂取できる?
A3. はい。油に溶け出した栄養を逃さないよう、汁まで食べるのがポイントです。


