青物(アオモノ)の代表格といえばブリ(ハマチ)。
しかし近年、堤防・沖釣り問わず**「ブリよりカンパチを釣りたい!」**という釣り人が増えています。
同じく高級魚でありながら、なぜカンパチがここまで注目を集めているのでしょうか。
この記事では、味・引き・価値・釣り味の観点からカンパチ人気の理由を徹底解説します。
1. 引きの強さが段違い
縦に突っ込むパワーファイト
カンパチの最大の魅力は縦方向に突っ込む強烈な引き。
同サイズのブリと比べても、ファーストラン(掛かった直後の走り)のパワーは圧倒的です。
特に大型(5kg超)のカンパチは根に潜ろうとするため、やり取りのスリルは青物の中でも別格。
タックル選びも奥深い
根に潜られる前に止める必要があり、ブリよりも太めのラインや強めのドラグ設定が必須。
このタックル調整の駆け引きが、ベテラン釣り師ほどハマるポイントです。
2. 味と脂質のバランスが絶品
しっとりモチモチの食感
カンパチの身はブリよりも繊維が細かくモチモチ感が強いのが特徴。
刺身では歯切れが良く、脂の甘みと旨味が上品に広がります。
季節を問わず安定した脂のり
ブリは冬(寒ブリ)に脂が最も乗りますが、カンパチは春〜秋でも安定した脂質を維持。
釣期を問わず刺身・しゃぶしゃぶ・炙りなど多彩な調理法で楽しめるのも魅力です。
3. 市場価値と希少性
天然物は高級ブランド
カンパチは養殖物も多いものの、天然物はブリ以上の高値で取引されることが多い高級魚。
南紀や九州などの天然カンパチはブランド化され、鮮魚市場でも高い評価を得ています。
釣れる場所が限られる
ブリは沿岸回遊が多く比較的狙いやすいのに対し、カンパチは沖磯や水深のあるポイントを回遊。
その希少性が「釣れたときの喜び」をより大きくしています。
4. 南紀エリアでの人気理由
和歌山・南紀はカンパチ釣りの好フィールド。
黒潮が接岸するエリアでは、夏〜秋に5kgを超える大型が回遊します。
堤防からのショアジギングや船からの落とし込み釣りなど、多彩な釣り方で狙えるのも人気を押し上げる要因です。
5. 釣果アップの実践ポイント
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朝夕マヅメを狙う
→活性が高く、群れが岸に寄りやすい時間帯。 -
ベイトの動きを読む
→イワシやキビナゴが接岸するとチャンス到来。 -
強めのタックルを用意
→PE3号以上・ドラグ8kg前後が目安。
まとめ
ブリよりカンパチが釣り人に人気が高い理由は、
・強烈な縦引きファイト
・季節を問わない脂の乗り
・市場価値と希少性
この3点に集約されます。
ブリが“定番の青物”なら、カンパチは釣り人の心を熱くさせる憧れのターゲット。
南紀をはじめとする黒潮エリアに通うなら、ぜひ一度カンパチの引きと旨味を体感してみてください。


