アオリイカは「海の忍者」とも呼ばれるほど目が良く、
釣り人の仕掛けやルアーをいち早く見抜く視覚能力を持っています。
その視力は魚類をはるかに凌ぎ、時には人間並みとも言われるほど。
では、前方・横・上方・下方・後方、それぞれどの程度まで見えているのでしょうか?
釣り人に役立つ科学的知見を詳しくまとめました。
アオリイカの視力は人間並み?
アオリイカの眼はカメラのレンズに似た構造を持ち、光を集める能力とピント調整に優れています。
研究によると視力は0.6〜0.8相当ともされ、
水中でのコントラスト認識や動体視力は人間に匹敵すると言われます。
特に暗い海中で微細な光や動きを捉える力が強く、
夜間でもエギ(餌木)やアジのシルエットをしっかり識別できます。
前方の視野
両目を前方に向けて立体的に物を捉えることが可能で、距離感や奥行きを把握する能力に優れています。
このためエギのフォールやアジの泳ぎ方を正確に判断し、捕食のタイミングをミリ単位で決めることができます。
横方向の視野
アオリイカの目は大きく外側に突き出しており、左右それぞれ約150度以上をカバーします。
両目の視野を合わせるとほぼ300度近くを見渡すことが可能で、側面から近づく小魚や外敵を素早く察知します。
釣り人が横からエギを投入しても気付かれる確率が高いのはこのためです。
上方の視野
頭部の構造上、上方向への視認性も非常に高く、海面近くを泳ぐ小魚やエギのフォールもほぼ真上まで確認できます。
特に夕方や朝まずめのローライト時は、海面に映るシルエットや影を敏感に捉えるため、
太陽光を意識したカラー選びが釣果に直結します。
下方の視野
アオリイカの目は下方向の視野も広く、おおよそ60〜70度程度まで見渡せるとされます。
底近くを漂う魚や甲殻類を捕食する際には、この下方向の視覚が重要な役割を果たします。
エギングではボトムステイ(底で止める動作)も有効なのはこのためです。
後方の視野
目が横に突き出しているため後方視野も約30度程度カバーでき、完全な死角はほとんどありません。
ただし真後ろから素早く接近する場合には反応が遅れることもあり、ダイバーが背後から近づくと気付かれにくいことがあります。
釣り人にとっては唯一の「盲点」ともいえる角度です。
釣り人が活かすべきポイント
・エギの動きを見抜かれにくくするため、ラインは細めで自然なドリフトを演出
・朝まずめや夕まずめは逆光シルエットを意識したカラー選択が有効
・真後ろからのアプローチを意識すると回遊中の個体に接近しやすい
これらを実践することで、アオリイカに気付かれずに仕掛けを送り込む確率が高まります。
まとめ
アオリイカは前方・横・上方・下方・後方ほぼ全方向を見渡せる「海の全天周カメラ」のような視覚を持っています。
その視力は人間並みかそれ以上とも言われ、釣り人が不用意に近づけば一瞬で警戒されてしまいます。
しかし唯一の弱点である真後ろからの死角を活かせば、攻略の糸口が見えてくるでしょう。
アオリイカ釣りの成功には、視覚特性を理解した仕掛けと立ち回りが欠かせません。
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FAQ
Q1: アオリイカの視力は本当に人間並みですか?
A1: 研究によると視力0.6〜0.8相当で、人間に近いレベルの視覚を持つとされています。
Q2: 釣り人はどこから接近するのが有利?
A2: 真後ろからなら視覚的に気付かれにくく、接近成功率がやや高まります。
Q3: エギのカラー選びで注意すべき点は?
A3: 光量が少ない時間帯はシルエットが際立つ暗めカラー、日中は反射系カラーが有効です。


