釣り人なら誰もが気にする【海水温】。
しかし、「水温」と一言で言っても、海面、中層、海底では大きく異なることをご存じでしょうか?
この記事では、なぜ層によって水温が違うのか、
そして釣りにどんな影響が出るのかを、わかりやすく解説します。
1.海水温は場所によってこんなに違う!
釣り人が見ている水温は、基本的に海面の温度。
しかし、魚がいるのは中層や海底のことも多いですよね。
実際の海ではこんなことが起きています。
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海面:
太陽光や気温の影響を受けやすく、季節や時間帯で急激に変わる。 -
中層:
表層の影響を受けにくいが、潮流によって冷たい水や温かい水が流れ込むことがある。 -
海底:
深さによって外界の影響を受けにくく、年間を通じて水温が安定しやすい。
つまり、海面=魚の感じる水温ではないのです!
2.なぜ層ごとに水温が違うのか?
理由は大きく3つあります。
(1)太陽光は海の浅い部分しか温められない
太陽の熱は海水を温めますが、実際に温まるのは深さ数メートル程度。
それより深い中層・海底には、熱が届きにくいため、
表層だけが温まって、中層・海底は温度変化が少なくなるのです。
(2)潮流による水の入れ替わり
中層には、外洋から流れ込む冷たい潮(例:黒潮や親潮)などが入り込みます。
これにより、中層だけ極端に冷たかったり、温かかったりすることもあります。
(3)海底は安定しやすい
海底付近は潮の流れも弱く、外部環境の影響が届きにくいので、
季節を問わず水温変化が緩やかになります。
そのため、魚も深場で「安定した環境」を求めて動くことが多いのです。
3.釣りにどう影響する?
層ごとの水温差は、釣果に直結します。
具体的にはこんな影響が。
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海面だけ温かい:
表層狙いのルアー釣りでは反応が良いが、中層以下の魚は活性が低い。 -
中層が冷たい:
水温変化に弱い魚(アオリイカ、チヌなど)が深場へ移動してしまう。 -
海底が安定:
底物(カサゴ、アイナメ、ハタ系)は、変わらず海底にとどまる傾向が強い。
つまり、水温情報だけでは釣り場の状況を読み切れないのです!
海面・中層・海底、それぞれの「顔」を想像することが、釣果アップの秘訣になります。
まとめ:水温層を意識する釣り人が一歩リード!
釣り場の水温をチェックするとき、
単に「海水温○℃」だけを見るのではもったいない!
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今日は表層だけ温かい?
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中層は冷たい?
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海底は安定している?
こんなふうに「海の層」を意識するだけで、
狙うタナ(層)と釣り方を調整できるので、釣果が変わります。
これからの釣行では、ぜひ「水温層」を意識してみましょう!


