秋の夜長、エギングタックルを手にアオリイカを狙うのは、多くの釣り人にとって最高の楽しみです。
しかし、「漁師さんの漁獲量と比べて、私たちの釣りはどれくらい影響があるのだろう?」と、ふと思ったことはありませんか。
漁業関係者の統計や研究データから、アオリイカの漁獲における「漁師」と「釣り人」の
割合について、驚きの事実が見えてきました。
結論:漁師による漁獲量が圧倒的に多い
結論から言うと、漁業関係者(漁師)が捕獲するアオリイカの量が、釣り人が釣る量より圧倒的に多いです。
これは、アオリイカの資源量全体から見ても、漁業が占める割合が非常に大きいことを意味します。
漁師は、定置網、刺し網、イカ釣り漁船など、大規模な漁法を用いてアオリイカを捕獲します。
一方で、釣り人が釣るのは、あくまで個人のレジャーの範囲であり、全体のごく一部に過ぎません。
漁業による漁獲量の変動と資源保護
漁師によるアオリイカの漁獲量は、年によって大きく変動します。
これは、アオリイカの資源量が、その年の水温や海藻の生育状況といった自然環境によって大きく左右されるためです。
例えば、とある地域の水産技術開発センターのデータを見ると、アオリイカの年間漁獲量が
過去20年間で大きく減少しているという報告もあります。
漁師は、アオリイカの資源を守り、未来の漁業を持続させるために、様々な取り組みを行っています。
- 休漁期間の設定: 産卵期には漁を行わないなど、資源を保護するための自主的な規制を設けている地域があります。
- 小型の個体は再放流: 網にかかった小さなアオリイカを海に戻すことで、成長を促す取り組みも行われています。
釣り人が「アオリイカが減った」と感じる理由
漁業による漁獲量が多い一方で、多くの釣り人が「アオリイカが減った」と感じるのには、
以下のような理由が考えられます。
- ポイントの混雑: 人気の釣り場に人が集中することで、その場所のアオリイカが釣り切られてしまい、一時的に釣果が落ちることがあります。
- 情報過多による期待値の増加: SNSやインターネットで過去の爆釣情報を見てしまうと、実際の釣果がそれに及ばない場合、「釣れない」と感じてしまうことがあります。
- 「新子」の自然淘汰: 秋に生まれた新子アオリイカは、冬までに他の魚に捕食されたり、寒さで死んでしまったりと、自然淘汰によって数を減らします。釣り人の影響よりも、この自然のサイクルの方が圧倒的に大きいのです。
まとめ:資源を守るために釣り人ができること
漁師による漁獲量が圧倒的に多いとはいえ、釣り人がアオリイカの資源保護に関心を持つことは非常に重要です。
- 小さな新子はリリースする
- 釣り場のゴミは持ち帰る
- アオリイカの産卵場(海藻など)を保護する
私たち一人ひとりがアオリイカの生態や現状を理解し、マナーを守って釣りをすることで、
これからもこの素晴らしい釣りを楽しみ続けることができます。
漁師も釣り人も、同じ海を愛する仲間として、共存していくことが大切です。


