南紀の夏を彩るアカイカ(ケンサキイカ)釣り 秋に姿を消す理由とその後の行方・寿命を徹底解説

和歌山県南紀地方の夏夜、堤防や遊漁船から多くの釣り人を魅了するアカイカ(ケンサキイカ)

しかし秋になると、あれほど賑わった釣り場から突然姿を消すことをご存じでしょうか?

この記事では、夏シーズンを終えたアカイカがどこへ移動し、どのような一生を送るのか

科学的データと釣り現場の知見から解説します。


アカイカ(ケンサキイカ)の特徴

・スルメイカ科に属する中型のイカ

・体長は20〜40cmほど

・「剣先イカ」とも呼ばれ、白イカ、マルイカなど地域名も多彩

・肉厚で甘みのある身は高級食材として人気

南紀では夏〜初秋にかけてイカメタルやスッテ釣りで盛り上がり、

堤防からも夜間に狙えるターゲットとして定番です。


夏のシーズン終了後、アカイカはどこへ行く?

① 沖合の深場へ回遊

アカイカは水温20〜25℃前後を好むため、秋の南紀沿岸が冷え始めると

外洋側の水深100〜200mの深場へ移動します。

特に黒潮本流沿いの潮目や沖の瀬が重要なエリア。

沿岸では姿が見えなくなりますが、実際には沖合で生き続けている個体が多いのです。

② 産卵場への移動

一部の個体は秋から冬にかけて紀伊半島沖〜四国沖に点在する産卵場へ。

ここで一生を終える個体も多く、沿岸で再び釣られることはほぼありません。


アカイカの寿命

・寿命は約1年が基本
・長くても1年半前後
・春〜初夏に孵化 → 夏に成長 → 秋〜冬に産卵 → 死亡
このため、南紀で夏に釣れる個体はその年に孵化した1年未満の若いイカです。


南紀地方での季節ごとの動き

季節 行動 釣りやすさ
沖合で成長 ほぼ不可
初夏〜夏 沿岸に接岸・群れ形成 ◎(最盛期)
沖合へ回遊 △(船なら可能)
産卵・寿命を迎える ×

釣り人へのヒント

秋以降は沖合狙い
遊漁船のイカメタル・ティップランで深場を攻めるのが有効。
夏のうちに数を釣る
寿命が短いため、南紀の堤防釣りは夏が勝負。


まとめ

・南紀のアカイカは夏に沿岸へ接岸し、秋には沖合の深場へ回遊、一部は産卵場へ移動する。
・寿命は約1年で、秋〜冬に産卵を終えると一生を終える。
・沿岸釣りは夏がピーク。秋以降は船釣りで深場を狙えばチャンスあり。

南紀のアカイカ釣りを計画するなら、水温・季節・寿命サイクルを理解することが釣果アップの近道です。

夏の風物詩であるアカイカ釣り。

その短い命を追いかける釣り人の熱気が、南紀の夏をさらに盛り上げています。

南紀のアカイカは夏に沿岸へ接岸し、秋には沖合の深場へ回遊、一部は産卵場へ移動する。釣太郎

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