アオリイカ資源の現状
アオリイカは寿命が1年程度と短く、資源の増減が年ごとに大きく変動します。
漁獲量が安定しにくく、近年は 釣り人や漁業による漁獲圧の増加 が問題視されています。
・エギングブームによる釣り人増加
・産卵期に狙われることで資源が減少しやすい
・定置網や底曳き網による漁獲も影響
漁獲圧とは?
「漁獲圧」とは、資源にかかる捕獲の負担のこと。
アオリイカは寿命が短いので、一時的な乱獲でも翌年の資源量に大きく響きます。
・親イカの乱獲 → 産卵数が減り、翌年の新子が少なくなる
・新子の乱獲 → 成長する前に数が減り、漁獲サイズの個体が減少
地域ごとの取り組み
日本各地では資源管理に向けた取り組みが始まっています。
・禁漁期の設定(産卵期の保護)
・サイズ制限(小型はリリース)
・漁法規制(網漁や集魚灯漁の制限)
釣り人にも「小型はリリース」「必要以上に持ち帰らない」といった意識が求められます。
釣り人にできる資源管理
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サイズを選ぶ
胴長15cm未満の新子はリリースする。 -
数を抑える
必要以上にキープせず、食べきれる分だけ持ち帰る。 -
産卵場の配慮
春の藻場では乱獲せず、次世代につなげる意識を持つ。
まとめ
アオリイカは寿命が短く、資源量の変動が激しい生物です。
・漁獲圧の増加は翌年以降の釣果に直結する
・親イカや新子の乱獲を避けることが重要
・釣り人一人ひとりの配慮が資源管理につながる
「未来の釣り人も楽しめる海を残す」――その意識が、これからのアオリイカ釣りに欠かせないテーマです。

