同じ「マアジ」でも、漁港で釣れる黒っぽいアジと、沖合を回遊する銀色のアジでは、味がまったく違うことをご存じですか?
釣り人の間ではそれぞれ「黒アジ(居着きアジ)」と「銀アジ(回遊アジ)」と呼ばれています。
この記事では、両者の違いを 見た目・生態・味わい の3つの視点から徹底解説します。
黒アジ(居着きアジ)の特徴
見た目
・体色が黒っぽく、全体的に濃い色合い。
・体高があり、丸々と太っている。
生態
・湾内や漁港周辺に長期間とどまる「居着き型」。
・プランクトンやゴカイ、エビなどを食べて育つ。
味
・脂がよくのり、刺身や塩焼きで濃厚な旨味。
・鮮度が良いとトロのような食感。
・地域ブランドとして「関アジ」「紀州アジ」などが有名。
銀アジ(回遊アジ)の特徴
見た目
・体色が銀白色でスリム。
・黒アジに比べて細長い。
生態
・外洋を広範囲に回遊する「回遊型」。
・イワシや小魚を追って群れで移動。
味
・身が締まり、さっぱりとした味わい。
・刺身や南蛮漬けに向く。
・脂は少ないが、食感はプリッとしている。
味の違いを生む理由
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運動量の差
回遊型は常に泳いでいるため、身が締まり脂は少ない。
居着き型は運動量が少なく、脂肪を蓄えやすい。 -
食性の違い
回遊アジは小魚中心、居着きアジはプランクトンや底生生物を多く食べるため、風味に差が出る。 -
環境の安定性
湾内など餌が豊富な環境にいる居着き型は、体が太りやすい。
釣り人に役立つ「黒アジ」と「銀アジ」の見分け方
・黒っぽく太っている=黒アジ(居着き)
・銀色で細身=銀アジ(回遊)
👉 知っておくと、釣った後の調理法を決めるのに役立ちます。
まとめ
・アジは「黒アジ(居着き型)」と「銀アジ(回遊型)」に分けられる。
・黒アジは脂がのって濃厚、銀アジは引き締まってあっさり。
・見た目や釣れる場所でも判別可能。
・釣り人はシーンに応じて「味わう楽しみ」を選べる。


